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ホーム 物語編2 3歳からテニスをさせといてくれ!スポーツの英才教育でぜひテニスを!/物語2第2話

3歳からテニスをさせといてくれ!スポーツの英才教育でぜひテニスを!/物語2第2話

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前回第1話では、
入学した中学校にテニスコートが無いことが判明!

そもそも中学からテニスをしようと決めていたボクは、
テニスだったらテニスクラブでと思っていた。

ところが、近くに新しくできたテニスクラブの、
新聞折込チラシを見たボクは、
目ん玉が飛び出るほどビックリしてしまった。


それでは、『トップ1%プレイヤーへの道!』第2話、
『3歳からテニスをさせといてくれ!』をどうぞ!



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何にビックリしたかって?
それは、金額の高さにだ!

入会金その他が高額なのだ。
ビックリするほど高いのだ!


テニスクラブって、
テニスコートが何面かあって、
クラブハウスっていう小屋が1戸建ってるだけだろ?

ゴルフクラブだったらまだわかる。
広大な敷地にたくさんのコース。

コースは植物とかの生き物で構成されてるから、
維持費だって膨大にかかるだろう。


でも、テニスコートってそんなに維持費ってかかるの?
そりゃあかかるだろうけど、
ゴルフクラブほどではないだろうし、
敷地なんて、比べたら相当狭いじゃないか!

ああそうか!
これはいわゆる高級テニスクラブか。

大企業の法人会員のパネルがずらずらずら〜と並んでいて、
個人会員は医者などの金持ち自営業ばかりっていうあれね!


ということは、ゴルフクラブと一緒だ。
似たようなもんだ。
じゃあ高くても仕方がないってことか。

でもうちは、サラリーマンの家庭。
親父の給料から捻出してもらうにはちょっと高すぎるんじゃ。

でも、とりあえず親父に相談してみようかな。
ダメで元々だ。

もしかしたら出してくれるってことも、
万が一ありえるかもしれない。


一縷の望みを抱きながら、
ボクはチラシを持って親父の部屋に向かった。

部屋では親父がテレビを見ていた。

「あ、おとうさん。
 ボク、中学からはテニスがしたいと思ってるんだけど、
 このテニスクラブなんかどうかな?」

と言ってチラシを恐る恐る差し出すボク。

「おー、テニスか。
 いいんじゃないか。
 なになに、テニスクラブか。」

と答えてチラシを受け取る親父。

親父がチラシを見ている間、
ボクはドキドキしながらその様子をうかがう。

親父は顔色1つ変えずにチラシに見入っている。


「ちょっと入会金とか高いんだけどね・・・」

ボクは沈黙に耐えかねて、つい口を開いてしまう。

「う〜ん。いやあ、まあ出せない金額じゃないけどね。」

と言って黙り込む親父。



実は親父は大学時代テニス部だったのだ。
ダブルスで優勝したこともあるらしい。

ところが会社に入ったとたん、
ゴルフに夢中になってしまって、
テニスはほとんどやらなくなってしまった。

それで、ボクが生まれた時は、
もうゴルフ三昧。

超高額のゴルフクラブの会員権をかなり無理して購入して、
毎週クラブ通い。

休日は朝早くから出て、
夜遅く帰ってくる。


親父は典型的なB型で、完全なマイペース。
息子にスポーツをやらせるなんてことにはまったく関心なし。

自分が大学でテニスをやってれば、
幼い息子にもテニスをやらせてみるんじゃないのか、普通は。
3歳位から。

まあ、ゴルフに熱中しているからしょうがないとしても、
それならゴルフ練習場に連れて行くとか、3歳位から。


ところが、うちの親父ときたら、
自分のこと以外はまったく興味なしといった感じなのだ。

スポーツの英才教育なんて頭にまったくないし、
勉強に至っても何も言わない。

逆に気楽でいいんだけどね。
親父やお袋に小さい時からガミガミ言われて、
ノイローゼになっちゃうのに比べたらまあましというか。


でも、今思うと、3歳位から、
オモチャのラケットでも何でもいいから、
テニスをさせといて欲しかった。

そうだったら、ボクはきっと今の2倍、いや3倍、いや10倍は、
テニスが上手かったに違いない。

ジュニアから活躍しているあいつらみたいに、
ラケットをお箸のように扱っていたに違いないのだ。


ラケットをお箸のように扱うって、
どういう意味か、わかるだろうか?

ラケット2本でご飯粒つかめるぐらい器用!
って意味じゃないのだ!

それはそれですごいけど。


ご飯を食べる時に、お箸をどう動かすかを意識するだろうか?


ご飯粒をつかむのに、

「粒を良く見ろ!目を離すな!口に入れたあとも見続けろ!」とか、

「つかむ時はちょうど真ん中の重心の位置をつかめ!
 そうじゃなければ途中で落としてしまうぞ!」とか、

「箸の持ち方は全米国西部流握りを正確に!
 それから、箸の移動は弧を描くようにだ!」とか、・・・。


もちろん、そんな意識はまったくないはず。

ただ無意識のうちにつかみたいものをつかんで、
無意識のうちに口に運んで食べるだけ。

それで何の問題もおきない。


同じように、やつらはコート上で、
ラケットをどう動かすかなんかでは、
ほとんど悩んではいない。

飛んできたボールを、
ただ無意識のうちに打ち返すだけ。


なぜそんなことができるのかというと、
小さい頃に歩き方を覚えるように、
ボールの打ち方を覚えてきたから。

歩く時に、体をどう動かすか意識するだろうか?


歩くのに、

「いいか!左足に重心を移したら、倒れるように前に体を出せ!
 そして体が10度傾いた時点で右足を地面から離すんだ!
 それから体が20度傾いたら、そこで前方に右足を踵から着地させろ!」
とか・・・。


もちろん、そんな意識はまったくない。

ただ無意識のうちに左足を出して、
次に無意識のうちに右足を出して、
何も考えずに歩くことができるはず。

それで何の問題もおきない。

え? しつこい? もういいって?
失礼しました。


もちろん、やつらだってミスはする。
ラケットの動かし方の修正はするだろう。

でも、やつらは試合中はほとんど、
精神的に集中することと、
戦術と戦略ぐらいしか考えていないのだ。

ボクらみたいなのは、
ただ相手コートに返すだけで精一杯だったりするというのに・・・。


                          (第3話につづく)

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はたして親父はテニスクラブに入るお金を出してくれるのか?

出してくれないのなら部活しかないが、
テニスコートのない中学に、一体テニス部はあるのか?


次回『トップ1%プレイヤーへの道』第3話
『なんで日本にはテニスが硬式と軟式の2種類あるんだよ!』
を乞うご期待ください!


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それでは、今日第2話のワンポイント・フィロソフィです。

フィロソフィ(philosophy)とは哲学のことです。
ここでは、哲学を、自分自身の経験などから得られた基本的な考え、
という意味で使っています。


『 テニスが上手くなるための最高の方法は
   クラシック音楽の天才になる方法や
   ネイティブスピーカー並みの語学力をつける方法と同じく
    幼少の頃に歩き方を覚えるように
     ボールの打ち方を覚えることなのである       』



生まれてすぐからの、
クラシック音楽の英才教育とか、
英会話教室とか、右脳教育とか、
有名私立幼稚園に入るためのお受験とか、
幼児教育は花盛りです。

それと同じように、
スポーツの英才教育として、
テニスをさせてみるというのはどうでしょうか?


英才教育と言っても、
最初から世界のトッププロを目指すわけではありません。

やるからには、そうでなくてはならない、というわけでもありません。

特技として、趣味として、小さい頃から身につけさせておくということは、
人生を楽しむ道具を1つプレゼントする、ということでもあるのです。


テニスが得意であれば、
人生をさらに有意義に豊かに過ごすことができたりします。

得意なものがあれば、
意味もなくいろんなことで自分に自信が持てたりもします。


今『キッズテニス』と言って、
軽くて小さいラケットと、
スポンジのような軽くて柔らかいボールを使った、
幼児用のテニスというものがあります。

ピアノやバイオリンを優雅に弾くように、
英語やフランス語を流暢に話せるように、
あなたの子供を、
テニスも華麗に楽しめるようにしてあげてみませんか?



 
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