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ホーム 質問回答編1 アンティシペーションはどうすればできるようになるの?/質問回答第12回

アンティシペーションはどうすればできるようになるの?/質問回答第12回

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おはようございます! カムイ・レイジです。

第10号を発行してすぐに、こんな質問メールが届きました。



<質問>

10号で『アンティシペーション』と言う言葉をはじめて知り
そんなことができるのかと驚きました。

そして、
「『アンティシペーション』は意識的に訓練すればできるようになる」
とありましたが
どのような練習をすればいいのでしょうか。

教えてもらえませんか?
よろしくお願いします



<回答>

アンティシペーションについては、
第10回と第11回でお話ししましたが、
今回も、もう少しお話ししようと思います。


今回が初めての方や、忘れた方、もう一度確認しておきたい方は、
お手数をおかけしますが、こちらをお読みください。

第10回:ボールがどこにくるかわからなくてポーチができない!<前編>

第11回:ボールがどこにくるかわからなくてポーチができない!<後編>


アンティシペーションは、
普段の練習の時から常に意識するようにしていれば、
何も考えずにやっている人との差はかなり広がります。

今回は2つの事例を基にしてお話しします。



ネット際に落ちるドロップショットを拾うと、
「びっくりするぐらい足が速いなあ?」と、
相手に驚かれることがあります。

また、ベースライン際に落ちる深いロブをスマッシュすると、
「後ろに下がるのが異様に速いね!」と、
相手から驚かれることもあります。


確かに、コート上で足が速くなるようなトレーニングや、
相手のボールに対する反応を良くするようなトレーニングを、
いつもやっているからこそです。

でも、ボク自身の身体能力としては、
ビックリするぐらい足が速いわけでも、
異様に反応が速いわけでもないのです。


この相手は、あることに気づいていないのです。


そうです。
この相手は、ボクが、
アンティシペーションしている、
ということに気づいていないのです。


この相手がラケットを後ろに引いた時点で、
ボクの方はもうネットに向かって猛ダッシュしていたり、
スマッシュの構えのまま後ろにクロスステップしています。

相手が打つ前にです。
この場合は、もうテイクバックの時点で動いてます。


そもそも、この相手の視線はボールにのみ集中しています。
ボールを良く見るということはいいことですが、
同時に相手の動きも見ていなくてはなりません。

その目はボールにしか向けられていません。
ボクの姿はその目には映っていないのです。

視野が狭いのです。

だから、
ドロップショットを打ち終わって初めて、
ネット際まで既にボクが上がっていることに気づいたのです。

ロブを打ち終わって初めて、
サービスライン後ろまでボクが下がっていることに気づいたのです。



では、ボクはどうしてこの相手に対して、
アンティシペーションすることができたのでしょうか?



前号でもお話ししたように、
アンティシペーションは、
相手のクセとその時の状況をヒントにします。


この相手は、ある状況になると、必ず、
バックハンドでドロップショットを打ちます。

打つ場所も決まっています。

彼にとってそれが得意技だからです。
そのパターンを自分の得意な戦術の1つにしています。

そして、ドロップショットを打つ時は、
バックスイングの時点で、
他のショットを打つ時とは明らかにフォームが違うのです。


つまり、ボクは、この相手の戦術とバックスイングのクセから、
相手が打つ前であるにもかかわらず、
どこに打つのかを予測して先回りしたということなのです。


ロブに関しても同じです。

この時は、こちらのボレーが、
相手のバックハンドのベースライン深くにバウンドした、
という状況でした。

そのボールに対して相手がバックスイングした時点で、
その構えと相手がおかれた状況とから、
ロブを打つことがわかりました。

もうこの時点で、ボクの方は、
スマッシュの構えをしたまま、クロスステップで後ろに下がり始めています。

相手がロブを打った時点で、
もうサービスラインを越えているので、
たとえベースラインにオンラインで落ちるほどの深いロブだったとしても、
抜かれることはありません。



このように、アンティシペーションとは、
前号でもお話ししたように、
相手のクセとその時の状況を読むことが大事なのです。

相手の戦術的なクセを読み、
相手の技術的なクセを読む。

そのためには、常日頃から、
相手の戦術を意識的に分析しながら、それに、
相手の技術を意識的に見続けながら、
その映像の情報をどんどん脳に蓄えていきます。

そうしていると、ある日突然、ひらめきとともに、
相手がやろうとしていることが手に取るようにわかるようになります。

徐々にではなく、ある日突然です。

全てがわかるのではなく、
例えば、ロブを打つ時の徴候がわかる、
と言った感じでです。


そして、相手のやろうとしていることを読んだ上で、
先回りできるように、
自然に体が動くようにトレーニングします。



アンティシペーションについては、
他にも、まだいろいろあります。

例えば、『アンティシペーションつぶし』とか。
これは、相手に予測させないようにする方法です。


こういった話も、
これからこのメルマガで順次お話ししていきます。


でも、まずは、前回お話ししたポーチに出るタイミングや、
今回のアンティシペーションについて、
ぜひ、1つずつコート上で試していってください。

頭で理解できたら、今度は、
実際にコート上でできるかどうか試してみてくださいね。

できるようになれば、
テニスで勝てるようになります。
テニスが強くなります。


ということで、今日のまとめです。

『 ボールを良く見ること!
  と同時に
  相手の動きもよく見ること!
  つまり
   視野を広く!       』

『 アンティシペーションは
   相手の戦術的なクセを読み
   相手の技術的なクセを読む
    ことから始まる     』




ちなみに、アンティシペーションは、
一般的には女性の方が得意です。

だって、女は男の嘘を見抜くのが得意でしょ。
浮気してもすぐばれちゃいますよね。


いつもとはどこかがちょっと違うんです。
何となくピンッときちゃうんですよね。


これは、女性の方が右脳が発達しているから、
というわけではないそうです。
右脳と左脳を結ぶ情報の通路が、男性より広いそうです。

逆に、そこが広いが上に、
大量の情報が過剰に行き来しすぎて、
パニックになりやすいという欠点もあるそうです。


まさに、一長一短といった所でしょうか。


あっ、嘘が見抜かれるとか、浮気がすぐばれるとか、
ボクの実体験からきているものではないですから、
くれぐれも誤解しないでくださいね。

あくまで一般論ですから。



 
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