今回回答する質問メールの内容は、よく議論の対象となる問題点です。
<質問>
こんにちは、僕は高2のテニス部です。
僕は最近3年生が引退してキャプテンになったばかりです。
今テニス部では今後の練習方針で、
短時間に集中してやるのか、
それとも長時間練習するべきかで意見が分かれてます。
今までは休みがほとんど無く土日も練習していて、
かといって特別強いわけでもなく、
テニス以外にも色々と時間が欲しいという事で
休みを沢山作ってくれというグループと、
今まで通りに休み無く毎日練習したいというグループに
分かれています。
キャプテンの僕としては多数決で決めるべきでしょうか?
それともキャプテンとしての僕の独断で決めていいのでしょうか?
なお顧問の先生はほったらかしで何も特別な事はしないし、
それは逆に自由でいいんですけど
みんなで自由に決めていいと言ってます。
カムイ・レイジさんはどう思いますか?
アドバイスよろしくお願いします!!
<回答>
まず、論点1。
短時間に集中して練習するべきか?
それとも、だらだらしても長時間練習するべきか?
さあ、あなたの答は?
ボクの答を言います。
はい!両方とも不正解です。
答は、長時間集中して練習する、です。
え〜!ずるい〜!
それができないから、
そもそも問題になってるんじゃないの〜!(怒)
まあまあ、落ちついて。
子供の頃を思い出してみてください。
あなたが、好きな遊びに夢中になっていた時、
時間が立つのは早かったですか?遅かったですか?
そうです。早かったですよね。
あっという間に過ぎてしまいました。
何しろ好きな事をやっていたんですから!
今でもそうではないですか?
好きな事をやっている時は、
いつも時間が足りないですよね。
ボクなんか大人になってもテレビゲームに熱中して、
3日3晩かかりっきりなんてこともよくあります。
遊びに夢中になっている子供に対して、あなたは、
「短時間に集中して遊びなさい!」って言いますか?
テレビゲームにのめり込んでいる旦那に向かって、あなたは、
「短時間に集中してやったら?」って言いますか?
言いませんよね。
だって、遊んでるんですから。
そもそも、遊んでるんですから、
集中してても、してなくても、どっちだっていいわけです。
集中して遊ぼうが、だらだら遊ぼうが、
カラスの勝手でしょ!ってわけです。
まあ、宿題してなかったり、嫁さんほったらかしだったら、
「こらっ!遊ぶな!」ってなりますけどね・・・
でも、夢中になっていたり、のめり込んでいたりだと、
集中して長時間やってしまいますよね。
そうです。できるんです。
集中して長時間。
テニスも一緒です。
テニス好きですよね?
夢中になったり、のめり込んだりしますよね?
えっ?テニスは遊びじゃない?
何を言ってるんですか!
テニスは遊びです!
えっ?
テニスは決闘だとか殺し合いだとか物騒な事ばかり言ってたくせに、
何を今さら遊びだなんて!
だいたい遊びだなんて不謹慎だろ!
真剣にやってるのか!お前は!(怒)
って?
まあまあ、落ちついて。
たしかに、ボクが言っていたように、
スポーツの試合の本質は、殺し合いや戦争のシミュレーションです。
テニスの試合の本質は、
1対1、もしくは2対2の決闘です。
でも、スポーツの原点は、遊びなんですよ。
球技の原点はボール遊びです。
サッカーも野球もバレーもバスケットもテニスも、
ボール遊びが原点です。
楽しくて夢中になってのめり込んでしまう遊びです。
人類が生み出した高度で洗練された遊びなんです。
やるのも見るのも楽しい遊びなんです。
本当に楽しい遊びだからこそ真剣にやったりもするんですよ。
あくまで、原点が、ですよ。
もう、ご理解いただけましたよね。
テニスの練習も、
心底楽しめて、夢中になって、のめり込むようなものであれば、
長時間集中してプレーすることができるわけなんです。
今までほとんど休みなく練習していたのに、
特別強くはなれなかったのは、
長時間やったのが悪いのではなく、
練習内容そのものに問題があったんじゃないかと思います。
それに、そもそも、もし、あなたが、
普通じゃないくらいに、
うまくなりたい!強くなりたい!って思っているならば、
普通に短時間で集中して練習していても、
それは無理です。
他人の2倍は集中して、
他人の3倍は頭使って、
他人の4倍は体使って練習しなければ!
ボクみたいに高校からやっと硬式始めて、
しかも県大会にも行けなかった弱々のテニスプレイヤーが、
大学でインカレに行きたいと思ったら、
幼い頃からテニスをやっていて、しかも、
当然のようにインカレに行くような奴らを、
蹴散らしていくことができなければ、
全国には到底行けないわけです。
奴らは大学でもそれこそ死ぬ気でやってるわけですよ。
プライドが高いし自信もたっぷりある。
ラケットはお箸のように扱うし、
身体能力はすごく高いし、
ジュニアの頃から最高の練習環境で育っていて、
実戦経験も豊富。
しかも、大学でも最高のテニス環境だし、
体育会テニス部としての歴史と伝統もある。
だって、大概が有名私立大学とか体育大学。
あるいは、スポーツに力を入れている新興の私立大学。
こっちは最悪のテニス環境を経て、
技術だって素人に毛が生えたようなもの。
大学も最悪に近い練習環境。
それで、勝ちたい!強くなりたい!と思ったら、
奴ら以上に、いや、その3倍も4倍も無理して頑張らなければなりません。
もしかして、気が重くなってきましたか?
そうだとしても、そんなに深刻に考えなくてもいいですよ。
なぜなら、ボクが無理して頑張れたのは、
毎日楽しく練習できたからです。
他のことをやるよりも楽しいからです。
楽しいから、夢中になれて、のめり込めたんです。
それは、楽しく練習できるように工夫したから、でもあるんです。
楽しく練習できる方法を考えたから、でもあるんです。
それでは結論です。
練習方針としては、長時間集中してやる、です。
そして、長時間集中するためには、
心底楽しめて、夢中になれて、のめり込めるような、
そんな練習方法を考える。
好きな遊びを楽しむってどんな風にだったっけ?
と思い出してみて、それをヒントにしてみてください。
その具体的な手法はいろいろあります。
そういったことも、これからお話ししていきます。
では、論点2。
多数決で決めるべきか?
それとも、キャプテンの独断で決めるべきか?
さあ、あなたの答は?
と、今回はここまでです。
つづきは次回です。
ということで、今日の分をまとめておきましょう。
『 強くなるためには
長時間集中して練習する
そのためには
心底楽しめて夢中になれるような
練習方法を考えよう 』
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