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テニス部を選ぶ方法!練習場所は1カ所か複数か?部活だと早く上達?/メルマガ2第8号

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             テニスで勝つ方法!
         戦略家のメルマガテニスコーチング

                第8号
               2005.02.03
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おはようございます! カムイ・レイジです。

今回は、高校のテニス部について考えてみました。


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<質問>


こんにちは。
いつもメルマガ愛読しています。

僕は中2で、民間のテニスカレッジでテニスを始めて1年です。
週2日3時間ずつコート練習、残りの日は壁打ちをしています。


スクール内のゲームでは勝ったり負けたりですが、
公式大会では勝ったことはありません。

中学には女子の軟式しかないため、
自転車で10分のテニススクールに通っていますが、
運良くそこはレベルが高く(上の人は関東大会出場ぐらい)、
中学卒業まではそこで頑張ろうと思っています。


高校でもテニスを続けて、できればテニス部に入りたいのですが、
近隣の私立のテニス部はレベルが高く、
全国大会でベスト4に入りそうな高校ばかりです。

推薦で優秀な選手を集めていて、
聞くところによると、
普通に受験した人がテニス部に入っても、実力差は歴然で、
すでに実績のある人が選手になるそうです。

公立のテニス部は県大会どまりなので、
中学でテニスを始めた僕でも選手になれるかもしれません。


高校では今以上にテニスを頑張りたいと思っていますが、
テニスのレベルの高い私立を目指すか、
公立で試合出場を目指すか、
どちらを目標にしたらいいですか?


また、今通っているテニスカレッジには高校生も多いのですが、
やはり高校で部活に入ってもカレッジは続けるべきですか?


僕は強くなりたいです。
ご意見よろしくお願いします。



<回答>


いきなり「ズバリ言うわよ!」って感じだと、
「公立で試合出場を目指すことを目標にしなさい!」かな?

そして、さらに、
「高校で部活に入ったらテニスカレッジ行く暇無いでしょ!」かな?


でも、これは微妙な問題です。

こういった問題では、
単純明快な正解がすぐ出るってことにはなりにくいので、
改めて論点を細かく検証していきましょう。


まず、近隣の私立のテニス部はレベルが高い、
という点について。


基本的に私立高校というのは、
いくら教育といっても、やはりビジネスです。

商売として、儲からなくてはならない。


儲からなければ、
教育の内容にも悪影響を及ぼすことになったりもするし、
儲かれば、
より良い教育のための再投資が可能になり、
学校経営に好循環をもたらすことにもなるでしょう。

儲かるためには、単純に、入学を希望する生徒を増やすこと。
つまり、受験する中学生にとって人気のある高校になることです。


ここまでは、何の問題もありません。
でも実は、ここからが問題なのです。


人気のある高校になるために、
学校名そのものを、
1つのブランドとして価値を高めたり、広告宣伝するために、
学校スポーツが1つの手段として利用されます。

スポーツが強い高校ということで、
ただそれだけで、ブランドとしての価値が高まるし、
新聞やテレビなどのマスコミに試合結果をとりあげられることで、
その地域や、あるいは全国にまでもその名が知れ渡り、
宣伝効果は絶大です。


ところが、テニスで上手くなりたい、強くなりたい人にとっては、
ここに大きな問題が生じます。


私立高校の中には、
試合に出場できるか、できないか、どころか、
練習でさえ、まともにできるか、できないか、というところがあります。

レギュラークラスには2人で1コートを与え、
準レギュラークラスには4人で1コート、
それ以外は20人で1コート、なんて話も聞きます。

もちろん、団体戦の前の強化練習などで、
多少レギュラークラス偏重の練習内容になるのは仕方がないのですが、
年がら年中、恒常的に行われているという話です。


また、個人戦は部員全員が出るべきですが、
ボクの時は、全員ではなく最上級生のみでした。

これは、最上級生になれば、誰でも試合には出られるので、
まあ、まだましな方です。


恐ろしいのは、
実力がある者のみ出られるというやり方をとる学校があることです。

そんなやり方だと、
入学したばかりの新1年生がいきなり個人戦に出場する一方、
3年間一度も個人戦にすら出場できないで、
卒業していく部員もいるわけです。

そんなことは、あってはならないことです。


さらに、部員になることでさえ難しいところもあります。

セレクションなどという名で実技試験などが実施され、
最初から入部そのものを制限されます。

私立大学などでは当たり前のように行われていますが、
これが私立高校や私立中学でも行われていると聞いたことがあります。


もっと悪賢いやり方をする学校もあります。

一見入部は自由にできるように見せかけておいて、
内部での競争に敗れた者を、
自分から辞めていかざるを得ない立場に無理矢理追い込む、
というやり方です。


こういった学校は、とにかく勝つこと強いことが求められます。

でもそれは、学校として強ければいいのであって、
1人1人の生徒のことなどは全く考えていないのです。

こういう学校は、
「競争社会で生き抜くための当たり前のルールだ」と、
さも正論の様に強弁しますが、明らかに間違っています。


資本主義の自由競争ルールでは、
勝った者が多くを得て、負けたものは少ししか得られないのですが、
誰でもが同じ様に競争に参入できて、
公平な条件で競争することを前提としています。

つまり、「機会は均等に、条件は公平に」が、
自由競争のルールの1つです。


だから、テニス部には誰でも入れて、
練習はなるべく全員同じ様にすべきなのです。

そして、レギュラーを決めるセレクションでは、
公平と思われるルールによって行うべきです。


部活動が本来目指すべき姿とは、
テニス部員という1人1人の個人を尊重しながらも、
テニス部という全体の利益の最大化を図るために、
ちょうどいいバランスを模索しながら制度を決めていく、
というものです。

ところが、このような私立高校のやり方は、
著しくバランスを欠いています。

個人をないがしろにして、全体の利益を追求しすぎています。


テニス部や学校という『全体』は、
1人1人のテニス部員や生徒という『個人』の集合体です。

『全体』は、あくまで、尊重された『個人』の集合体、
であるべきなのです。


そして、テニスというのはまさに個人のためのスポーツです。
テニスにおける団体戦は、個人と個人の闘いの結果の集合なのです。

個人があっての団体です。

たとえ、未成年の中学生や高校生であっても、
個人が尊重されなさ過ぎて、全体の利益を追求し過ぎることは、
結果的に全体の利益も損なうことになる、
とボクは思っています。


話を元に戻しましょう。


大事なことは、
高校のテニス部で団体戦に出場できるかどうかではなく、
部員1人1人がテニスそのものをきちんと練習できるかどうかです。


そもそも、いくら県大会どまりの公立高校でも、
団体戦のレギュラーになるのは大変です。

ダブルス2+シングルス3でも、
大抵はレギュラーは4人だけになることが多いでしょう。

重複無しのダブルス1+シングルス2でも、
やはり、レギュラーは同じくたったの4人です。


ボクは公立高校のテニス部で、
運良くレギュラーの4人の中に入ることができましたが、
同期24人の中での4人ですから、
残りの20人は当然団体戦では応援のみになります。

もちろん、
学校を代表する選手として団体戦に出ることは名誉なことですし、
プレッシャーがより強くかかる団体戦の公式試合での実戦経験により、
個人としての実力も当然のように上がります。

だから、団体戦レギュラーを目標にする事自体は、
何の問題もありません。


でも、それよりも何よりも大事なことは、
テニスを思う存分練習できる環境です。

たとえ、結果的にレギュラーになれなくて、
団体戦には出られなくても、
練習の成果は個人戦で発揮することができます。


というか、スポーツはそもそも競技である前に、
高度に洗練された遊びなのですから、
入部させない、練習させない、試合に出さない、なんてことは、
遊びにおける仲間はずれに他ならないでしょう!


ですから、公立高校にしても、私立高校にしても、
とにかく、部員1人1人が練習をきちんとやることができて、
最低でも個人戦には実力に関係なく出場できる、
そんなテニス部を選びましょう。


そして、それは、指導者の考え方、学校の考え方から来ます。

どんなテニス部なのか、いろんな高校のうわさ話を聞いてみたり、
高校の大会に足を運んでみて、
部員に直接聞いてみたりするのもいいでしょう。

そうやって、あなたのその目で見極めてください。


だいたい、受験生に人気のある高校にしたいのならば、
全国大会常連になることよりも、
部員1人1人、生徒1人1人が尊重される学校であるべきだと、
ボクは思います。

部員や生徒の権利の濫用を認めるのでは無いですよ。
最低限尊重されるべきラインを維持すべきだと言っているのです。


誰でも入部できて、練習できて、実力に関係なく試合にも出られる。

それが、テニス部員にとっては最低限認められるべきラインだと、
ボクは思っています。

そして、そのことをうまく宣伝する方が、
中学生にとって人気のある高校になって、
結果的に学校経営のためにもなると思います。


強烈な上昇志向を持って、
上へ上へと目指して人一倍の努力と精進を重ねつつも、
自分より下手な者・弱い者・経験の浅い者に対しては、
優しく丁寧に技術や戦術や戦略を教えてあげる。

このことはボクがよく言っている、
『 強くなければ 自分の誇りは守れない
  優しくなければ 他人の愛は得られない 』
の考え方でもあります。


これは理想的な社会のあり方でもあるとボクは思っています。

学校名の広告宣伝のことしか頭に無い私立校の関係者の方々は、
もし、社会人を生み出す教育機関だという自負をお持ちならば、
こういう社会で必要と思われるルールを、
自らの行動で教えてあげて欲しいとボクは思います。



次に、高校で部活に入っても、
今通っているテニスカレッジは続けるべきかどうか、
という点。


これは、もちろん、
テニスで上手くなりたい、勝ちたい、強くなりたい、というのであれば、
テニスカレッジにも行くべきです。


高校にちゃんとしたテニスコーチや監督がいるなんてことは、
ほとんど有り得無いでしょう。

また、テニスコートも、テニスボールも、
部員の数に見合った数や質が常に保たれているとは考えにくいでしょう。

でも、指導者の問題も練習環境の問題も、
たぶんテニスカレッジでは解決できます。


ちゃんとしたテニスコーチに、
きちんとした正しい技術理論で、手取り足取り教えてもらえるでしょう。

そして、コートを存分に使って、
大量の球出し用ボールで徹底的に打ち込みをやったり、
ニューボールやまだ新しいセットボールを使って、
本番さながらの練習試合を数多くこなすことができるでしょう。


それに、練習場所は一カ所だけではなく、
複数ある方がいいのです。


まず、練習に新鮮さが保てます。

いつも同じ所では、だらけることがあります。
でも、別の場所でもやることで緊張感が保てたりします。


それから、練習相手も色々な人とやるべきです。
そのためにも色々な所に練習に行くべきです。

色んなタイプと練習したり対戦することで、
普段からタイプ別の攻略法を身につけるようにしましょう。

右利きや左利き、
ベースライナーやネットラッシャー、
シコラーやハードヒッター、ビックサーバーなどなど。


さらに、コートサーフェスの問題も解決できます。

学校がクレーコートのみなのに、
試合がハードコートで行われることがあるのならば、
学校外のハードコートでも練習すべきです。

砂入り人工芝コートでもクレーとは微妙に違います。

テニスカレッジのハードコートや人工芝コートでも練習することで、
本番の試合で、どんなサーフェスだったとしても、
違和感無く勝負事のみに集中できるようにしておきましょう。


そして、天候の問題も解決できます。

雨が降って学校のクレーコートが水たまりで使えなくても、
テニスカレッジのハードコートは一拭きで使えるかもしれないし、
コートが豪雨や豪雪や強風にさらされても、
テニスカレッジの室内コートでは、
何の問題も無く練習できるかもしれません。


時間の問題も解決できます。

冬になるとあっという間に真っ暗になって、
学校ではボールを打つ時間が少なかったり全く無かったりします。

そんな時でも、ナイター設備のあるテニスカレッジだったら、
9時ぐらいまでたっぷりボールが打てます。

0時過ぎまでやっている所もあります。


もうメリットはたくさんあります。
ただ問題となるのが、お金です。

お金がかかるので、
親に出してもらえるお金と、
バイトなどで稼いだお金や貯金の取り崩しを合わせた自分の予算内で、
やり繰りするしか無いでしょう。


ただ、こうなると、理不尽ばかりの部活よりも、
テニスカレッジ1本の方がいいのではないか、
と思う人も出てくると思います。

でも、ボクは高校の部活動をおすすめします。

今の中学のように女子の軟式しか無いとかだったら仕方ありませんが、
高校にテニス部があるのならば、できれば入った方がいいです。


悪名高い『ブカツ』ですが、
唯一良いと思われるのが、最初から競技を前提にしていることです。

最初から勝つことを求められます。
最初から皆が強くなろうと思います。

この雰囲気では、より早く上手くなります。


上手くなりたい、という気持ちだけよりも、
勝ちたい、強くなりたい、という気持ちをも持つ方が、
結果的に上達するからではないでしょうか。

ボクはそう感じています。


それに、部活を通して高体連の公式試合に出場できます。

実戦経験を多く積むことが、
強くなるための1つの方法でもありますから、
ジュニアの試合だけでなく部活の試合にも出るべきです。


それから、友人がたくさんできます。

もちろん、テニスカレッジなんかでも、できるとは思いますが、
さらに同じ学校でもできるのですから、
それが良いに越したことはありません。

男子だけではなく女子も一緒にみんなで、
ミックスも含めてダブルスやシングルスの大会をやったり、
テニス以外でも色んな所に遊びに行ったりもするし、
お店を借り切ってクリスマスなどにパーティーをやったりして、
テニスの真面目な練習以外の楽しいことも一杯あります。


大学生や社会人になると、
高校時代のテニス部の仲間とは、なかなか会うことはできませんが、
たまに会うと、本当に楽しいです。

テニスをすることもあれば、お酒を飲むだけの時もありますが、
どちらにしてももう理屈抜きで楽しめます。

一生の友人がたくさんできるわけです。



それでは、長くなってしまったので、まとめます。


『 団体戦のレギュラーになれるかどうかは
   相対的な問題で不確定要素が多いため
    学校選びにおける判断材料としては
     決定的要因とはなりえない    』

『 自分にとって本当に良いテニス部とは
   誰もがテニス部に入部することができて
   同じように練習して試合にも出場できて
   団体戦のレギュラーになるチャンスも
    均等に公平に与えられるクラブである 』

『 本当に強くなりたいのだったら
   学校の部活以外に複数の練習場所を確保しよう 』



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次回第9号は、
『筋力の割りにストローク、特にフォアの威力・スピードが劣るのはなぜ?』
の予定です。

請うご期待ください!


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今年の全豪オープン、オーストラリアンオープンでも、
「トーナメントは準決勝が一番面白い」
という格言通りに感じました。


男子では、ロジャー・フェデラー対マラト・サフィン、
女子では、セリーナ・ウイリアムズ対マリア・シャラポア。

自分の誇り・プライドを懸けた絶対に負けられない闘い!
お互いが死力を尽くした、まさに死闘でした!


これこそテニスのシングルスの試合の醍醐味!

ラケットとボールを介した格闘技とも形容できる、
本当にものすごい試合でした!


完全に感情移入してしまって、
見ているこっちまで、全身の筋肉が硬直し、変な汗が噴き出して、
試合が終わった時には身も心もぐったりしてしまいました。


では、なぜ準決勝が面白いと感じるのでしょうか?
その理由を考えてみました。


まずは、準決勝のどちらかの1試合が、
『事実上の決勝戦』になる確率が高いからでしょう。

『事実上の決勝戦』になる確率は、単純に考えると、
決勝が1/3で、約33%となるのに対して、
準決勝が2/3で、約67%と高確率です。


そして、さらにもう1つの準決勝の、
興味深くて、しかも、レベルの高い試合も、
その日の内に見て満喫することができます。


つまり、質的にも量的にも充分満足できるので、
「準決勝が一番面白い」となるのではないでしょうか。



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セリーナの久しぶりの四大大会の優勝は素晴らしかったのですが、
やはり女子のトップ3選手が欠場したのは残念なことでした。

ジェニファー・カプリアティは肩を負傷し、
キム・クライシュテルスは手首のケガ、
ジュスティーヌ・エナン・アーデンはひざの故障。


テニスでは関節部分を痛めることが多いのですが、
特に多いのがひざとひじです。

ひざとひじは、一旦痛めるとなかなか治りません。
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