テニスで勝つ方法!
強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体
第18号
2004.05.14
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テニスボーイドットネット
TENNIS-BOY.NET
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「それから、3つ目の『強く打っちゃヤーよ』戦術はね、
ダブルスでは、
雁行陣で、後衛同士がラリーをしている時に、
チャンスボールが来たら、強打せずに、
相手の後衛のバックハンドに打って前に出る。」
「後衛が前に出るということは、
こちらは、2人ともネットにつめるということ?」
「そう。2人ともネットにつめて、
雁行陣から並行陣へと陣形を変えるんだ。」
「それは、ちょっと怖いような気もするけど。」
「ちゃんと戦術練習を繰り返して、自信がついてから、
今度は試合形式で試してみるって感じで、
徐々にハードルを乗り越えていけば、
怖くないと思うよ。」
「そうね。
少しずつ自信をつけていければね。
でも、相手のバックハンドに打つのって、
シングルスと違ってダブルスだと難しそう。」
「うん。
難しい場合は、無理してバックハンドを狙わなくてもいいよ。」
「えっ、そうなの。」
「うん。
前衛にボレーされてしまったり、
スマッシュされたりするぐらいだったら、
相手の後衛のフォアハンドに打ってしまってもいいんだ。」
「そうなんだ。」
「フォアにでもいいから、きちんと相手の後衛にボールを打って、
とりあえず2人でネットにつめることの方が大事。」
「そうね。」
「シングルスよりもダブルスの方が、
1人当たりのネットでの守備範囲は狭いから、
守りやすいんだ。
だから、とにかくネットに2人で詰めること。」
「なるほどね。」
「そして、最初から並行陣の場合は、
4人とも後ろに下がっている時に、
チャンスボールが来たら、
相手のバックハンドに打って2人揃って前に出る。」
「そっかー。
でも、ネットに出てからは、どうすればいいの?」
「あとは野となれ山となれ。」
「だから、それは表現が古いって!」
「まあ、ネットに出てからの話は、
これからゆっくり身につけていこうね。」
「え〜!それも今度〜!ケチ!」
「でも、それにしてもユミは熱心だよね。
そんなに根掘り葉掘り聞いてくるなんて。
お金を払ってレッスンを受ける生徒さんでも、
そんな人は珍しいんだけどね。」
「アタシには大きな目標があるの!
これでも、中高軟式で、そこそこ強かったんだから!」
「そっかー、どーりで初級者にしては上手なわけだ。
で、その大きな目標って、どんな目標?」
「サークルの大会で優勝すること!
それから、アキラとタクヤをやっつけること!」
「えっ!・・・」
ボクとアキラは絶句した。
サークルの大会で優勝するのはともかく、
まさか、アキラとタクヤをやっつけたいだなんて!
(つづく)
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おはようございます! カムイ・レイジです。
もうすぐローランギャロでのフレンチオープンが始まりますよね!
楽しみです。
ボクはクレーコートの試合を見るのが好きなんです。
あなたは、どうですか?
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冒頭いきなり始まる会話ばっかりの小説だかなんだかわからない物語は、
連続ドラマ『たった30分の指導で3軍が1軍に勝利!?』です。
今回で既に18回目になりました。
これは、ボクが、3軍だったアキラに、
たった30分間指導しただけで、
1軍だったタクヤにシングルスで勝ってしまった、
という実話を基にしています。
なぜアキラは勝つことができたのか?
ボクはアキラに一体どういう指導をしたのか?
アキラに授けた3つの戦術とは?
試合後のファミレスで、
ボクがユミにその秘密を教えています。
もうすぐ最終回です。
第1回から読みたいという方は、
こちらのバックナンバーの一覧表からどうぞ。
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/index.html
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次に予定しているのも、実話を基にした物語です。
高校から硬式テニスを始めたものの、
シングルスでは県大会にも行けず、
なんとダブルスにいたってはその前の大会にも行けず、
『勝てない!弱い!尊敬されない!モテない!』状態だったボク。
ところが、大学の体育会テニス部に入ってからは、
『勝てた!強くなった!尊敬された!モテた!』状態になった!
1年もたたずに元インターハイ選手を何人も撃破!し、
最終的にはインカレ(全日本学生選手権出場)選手に!、
そして、ジャパン(全日本選手権出場選手)にも勝てるようになった!
え? そんな物語、面白くもないだろうから読みたくない?
まあ、そう言わずに、読んでみてください。
テニスをもっと楽しみたい方なら、
初心者から超上級者まで、
誰にでもおすすめです。
なお、創刊準備号を読んでいない方は、
ぜひ予告編として読んでみてください!
創刊準備1号『勝ちたい!強くなりたい!尊敬されたい!モテたい!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p01.html
創刊準備2号『勝てない!弱い!尊敬されない!モテない!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p02.html
創刊準備3号『勝てた!強くなった!尊敬された!モテた!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p03.html
創刊準備4号『勝て!強くなれ!尊敬されろ!モテろ!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p04.html
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今回は、前号第17号の質問メールに対する回答の続きです。
今号が初めての方や、忘れた方、もう一度確認したい方は、
お手数をおかけしますが、
第17号のバックナンバーの質問と回答をお読みください。
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/017.html
まずは前号の回答のまとめをもう一度。
『 強くなるためには
集中して長時間練習する
そのためには
心底楽しめて夢中になれるような
練習方法を考えよう 』
では、論点2。
練習方針を、
多数決で決めるべきか?
それとも、キャプテンの独断で決めるべきか?
さあ、あなたの答は?
ボクの答を言います。
はい!両方とも不正解です。
答は、みんなが納得する案を提示する、です。
なに〜!そんな案あるわけないだろ!
それがないから、
そもそも問題になってるんだろうが〜(怒)
まあまあ、落ちついて。
テニスは好きだけど、彼女とのデートもしたい。
友達とテレビゲームして遊びたい。
何もしないでぼ〜とする時間も欲しい。
大学行きたいから勉強しなくちゃ。
いろいろとお金がかかるからアルバイトしなくっちゃ。
旅行も行きたいんだよな。
そうですよね。
ボクもそうでした。
それでいいんです。
テニスもするけど女の子ともつきあうし、
時々ぼ〜っとして、勉強もそこそこ、
アルバイトして、旅行もして、
バランスのとれた大人になってください。
なにもかも中途半端?
いいえ違います。
バランスがとれていると言うんです、こういうのを。
ほんとにこれが一番いいんです。
極端なことばっかりやってると、
バランスの悪い人間になっちゃったりします。
たまに天才を生み出したりもしますが、
考え方まで極端になっちゃって、
最悪の人格を生みだしちゃったりもしますからね。
テニスがいくら好きでも、
無理してでもうまくなりたいとか強くなりたいって人は、
ほんの一部ですよね。
そうです。
同じテニス部の部員といっても、
人それぞれ。
ですから、
休みが欲しい人も毎日練習したい人も納得する練習方針の案を、
提示すればいいのです。
みんなが納得するのであれば、
多数決をとる必要はありませんよね。
みんなが納得するのであれば、
キャプテンのあなたの独断にもなりません。
では、みんなが納得する案とは?
簡単です。
自由参加にすればいいんです。
そうすれば、
休みたいグループはいつでも休むことができる。
毎日練習したいグループは毎日練習できる。
ね!みんなが納得する案でしょ!
えっ?そんなことしたら、
遊びたいグループは誰も来なくなる?
いいじゃないですか。
人数少ない方がいっぱい練習できますし。
部活動としての規律を維持できない?
大丈夫です。
ボクの言ういくつかのルールさえ守れば。
まず、毎月の部費は2千円とか3千円とか、
ちゃんと回収しましょう。
期限までに納めない人は強制退部です。
部員名簿から名前を削除します。
削除されたら、学校のテニスコートを使う権利を失います。
えっ?なに?
部費は納めるけど練習にこない幽霊部員ばっかりになってしまう?
素晴らしいじゃないですか!
ボール代が潤沢にあって!
しかも、本人はそのボールをしばきにこない!
あなたは、ボールのケバケバを、
毎日毎日次から次に片っ端から思う存分ツルツルにしていきましょう。
なにしろ新品ボールはいっぱいあります。
使うのはあなたたち練習熱心な、ごく一部の部員のみなんですから。
もう幽霊部員大歓迎ですよ!
高校内で大々的にキャンペーンやっちゃいましょう!
『幽霊テニス部員大募集中!』って感じで、
朝、校門の前でチラシ配っちゃったりなんかして・・・。
・・・すみません。
調子に乗りすぎてしまいました。
それから、月最低2回は対外試合を日曜日に入れましょう。
これも自由参加。
テニス以外で遊びたい人は来なくてもいいのです。
でも、来る人は全員試合に出ることができます。
そして、部内のランキングマッチを空いている土日に、
どんどん入れていきます。
総当たり戦を組んで、
もちろん、シングルスは2人ずつ、ダブルスは4人ずつ、
当事者同士で日時を決めて予定を入れていきます。
1セットマッチとか8ゲームスマッチとかの試合形式は、
本番と同じマッチ形式。
8ゲームスマッチまでは1試合1時間でいいかな。
3セットマッチだと1試合2時間。
つまり、1日を1時間刻み、あるいは、2時間刻みにして、
例えば、2時間刻みだったら、
9時から11時、11時から1時、1時から3時、3時から5時、
という風にしておいて1試合ずつ入れていく。
コートが複数あるならコート別に予定を入れていきます。
テニス部員なら必修です。
でも、自分の試合の時間にだけ来れば良し。
審判なしのセルフジャッジ。
ボールボーイもなし。球拾いは試合をする人だけでやる。
他人の試合が見たければ、
見に来るのも自由。
彼女や友人を応援に連れてくるのもOK!
ただし、試合中の応援は拍手のみ、声出しなし。
もちろんプレー中は雑談禁止。
試合が早く終わって空いたコートでは、
もちろん練習OK。
総当たり戦の結果は、部室に表を貼って、書き込んでいきましょう。
試合などのスケジュール表も、もちろん貼っておきます。
こういった管理は、主将のあなたか、主務か他の誰かが担当します。
試合予定の変更は前日までの届け出とします。
当日、決められた時間に試合ができなければ、
棄権と見なします。
もちろん棄権した方は正式に負けとなります。
極端な話、練習にはまったく来なくても、
ランキングマッチで1位になればナンバー1です。
つまり、完全実力主義。
そして、平日は基本的には練習のみ。
うまくなりたい、強くなりたい、勝ちたい、
という人は当然練習に励むでしょう。
テニスはそこそこでいいから、他のこともしたい、
という人は、たまに練習にくる、といった感じになるでしょう。
サッカーやバレーといったチームスポーツと違って、
テニスは個人のスポーツです。
チームスポーツでは、チームとしての戦術練習が重要となります。
ですから、全員集まって一緒に練習する方が効率的です。
でも、テニスは、全員集まってやればやるほど非効率です。
そりゃあ、テニスコートが10面ぐらいあるなら、
話は別ですけれどね。
だから、逆に、テニス部は全員いっせいに休む必要はありません。
テニスコートが使える限り、誰かが練習した方が、効率的なわけです。
そして、テニスの練習は2人いればできます。
ダブルスの試合や試合形式の練習は4人必要ですが、
練習自体は2人でもいいわけですからね。
それから、共学であれば、男女一緒に練習しましょう。
ランキングマッチの試合も一緒にやりましょう。
ボクの大学のテニス部では、
男女一緒にやっていました。
中学の軟式テニス部でも、
新しく顧問の先生が来てから一緒に練習することもありました。
中学生でありながら、近くの女子校の高校のテニス部と、
対外試合をしたこともあります。
男女一緒の方が効率的だからです。
しかも、男女ともに強くなれます。
楽しく練習もできます。
他のクラブからの冷やかしがあったとしても、
気にせず仲良くしましょうね。
テニスは男女一緒にできるスポーツです。
公式競技としてミックスダブルスがあるぐらいですから。
今思うと、高校時代、男子テニス部と女子テニス部で、
まったく別々に練習していたのが悔やまれます。
仲は良かったけど、なぜか慣習で別々。
ごくたまに朝練を一緒にしたこともあったんですけどね。
同期で、男子は20人以上いたけど、女子は3人でしたから、
一緒に練習すれば、
男子は、よりコートが使えて、
女子は、比較的強い相手とも練習できるというメリットがあったわけです。
共学だったら、検討して提案してみてください。
それから、ボールは、
試合用のセットボール、練習用のセットボール、
そして、球出し練習用のかごボール、
の3種類を準備しましょう。
練習内容は、
コンディション調整用の練習と、新技術習得用の練習と、戦術練習。
これらの違いを明確に意識して、練習しましょう。
その日の練習に来た部員の名前と日時は記録しておく。
練習に参加するかしないかの事前連絡は必要なし。
もちろん仲良し同士で連絡を取り合って、
一緒に練習に参加するのは当然OKです。
コート整備は、その日コートを使った人たちで、
練習後にやる。
クレーコートであれば、
ブラシをかけて、ローラーを引く。
以上です。
ボクのこの考え方は、もしかしたら、
あなたにとっては、斬新すぎるかもしれないですね。
それに、現実的には、色々な問題があって、
実現が難しいかもしれません。
でも、みんなのニーズを満たしながら、
テニス部として強くなる方法としては、
ボクはこれで間違いないと思っています。
限られた情報の中で得られた答ではありますけどね。
良かったら参考にしてください。
ということで、今日のまとめです。
『 部活内の決め事は
多数決でもなくキャプテンの独断でもなく
みんなが納得する案を創造しよう 』
『 部員全員を納得させる練習方針は
自由練習方式で完全実力主義 』
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