テニスで勝つ方法!
強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体
第14号
2004.04.16
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テニスボーイドットネット
TENNIS-BOY.NET
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「それから、スライスはね、
ボールが逆回転するから、ボールのスピードが遅いんだ。
ふわ〜って感じで飛んでいくだろ、フリスビーみたいに。
だから、相手コートにバウンドするまでの滞空時間が長い。」
「それで?」
「滞空時間が長いから、
その間に、よりネットに近く詰めることが出来る。
しかも、フラット系のゆるい球と比べて、
同じ遅さだとしても、
その球が蓄えているエネルギーの大きさが違う。」
「エネルギー?」
「スライスの球は逆回転しながら飛んでるだろ。
回転している分エネルギーをたくさん蓄えてるんだ。
だから、バウンドした時に、そのエネルギーを放出するから、
その結果、フラット系のゆるい球に比べて、より低く滑って伸びる。」
「あれは打ち返しにくいよね。」
「そう。低く滑って、しかも、伸びる。
低く滑ると、パスしにくいんだ。
打点が低いと、どうしても、
ボールを下から持ち上げにくくなって、
トップスピンが打ちにくくなる。
そして、下から打ち上げたボールだから、浮きやすい。
浮きやすいと、ボレーで叩かれやすくなる。
叩かれやすくなるとポイントを失いやすくなる。」
「うん。」
「しかも、打点が低いと、
パッシングショットで角度をつけにくくなるんだ。
打点が高ければ、
アングルショットでも、
直線的に上から打ち込むことができたりするからね。」
「トップスピンでアプローチしたら、
高く跳ねるよね。伸びるけど。」
「そう。高く跳ねるボールは、反対に、
ボールを上から打ち下ろしやすい。
ボールを上から打ち込めれば、
角度もつけやすいし、
相手にローボレーもさせやすい。」
「だから、アプローチショットは、
スライスで打って前に出ることが多いのね。
それはわかったけど、話を元に戻してよ。
アキラに指示した3つ目の戦術は、
相手のバックに打って前に出ることだったよね。」
「そう。
今まではチャンスボールが来たら強打してたけど、
強打せずに、
相手のバックにアプローチショットを打って、
ネットに出るように指示したんだ。」
「で、そのあとは?」
「ない。」
「えっ!何も指示してないの?」
(つづく)
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おはようございます! カムイ・レイジです。
連続ドラマ『たった30分の指導で3軍が1軍に勝利!?』ですが、
もうすぐ最終回なのに、なかなか終わりません。
すみません。
質問と回答のコーナーがいつも長くなってしまって、
ちょっとずつしか載せられないんです。
もうちょっとだけおつきあいください。
それから、次に予定している物語は、
ぜひ予告編として以下を読んでみてください!
創刊準備1号『勝ちたい!強くなりたい!尊敬されたい!モテたい!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p01.html
創刊準備2号『勝てない!弱い!尊敬されない!モテない!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p02.html
創刊準備3号『勝てた!強くなった!尊敬された!モテた!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p03.html
創刊準備4号『勝て!強くなれ!尊敬されろ!モテろ!』
→ http://tennis-boy.net/mailmaga/full/p04.html
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今回回答するメールも抽象的な質問です。
部分的に抜粋しています。ご了承ください。
<質問>
それで、質問ですが、
逆転勝ちする方法ってありますか?
よくマッチポイントを何回しのいで勝ったとか、
2セットダウンから3セット取り返したとか
あるじゃないですか。
相手がどんなに強くても、
どんなに負けていても
最後まであきらめるなって言いますが、
じゃあ具体的にどうすればいいの?と聞いても
誰も答えられません。
何か秘訣があれば教えてくれませんか。
<回答>
ボクにはこんな信じられないような経験があります。
大学1年生の時、冬に学生の室内選手権がありました。
これは学生の春と夏の大会で、
シングルスでベスト8、ダブルスでベスト4に入った人のみが出られる、
いわゆる学生のオールスター戦なんですが、
ボクはもちろん出られません。
もちろん地区の大会です。
インカレインドアではありません。
それで、学連からの要請で、1年生はいろんな大会に、
ボールボーイとして派遣されるんですが、
ボクもこの時ボールボーイをしにいったんです。
インドアでは他地区からの招待選手も参加するんですが、
この時招待されて来た選手というのが、
1年生なんですが、もうジュニアの時から全国的に有名な選手らしくて、
もう見るからにすごいんです。
で、その相手というのが4年生のベテラン選手で、
まあトップクラスとはいえ、この中では中堅クラス。
中堅クラスと言ってもオールスターの中でですからね。
こちらも当然すごいんですけど。
で、この両者がシングルスの1回戦で当たったわけです。
でも、ボクがこの試合でボールボーイをしたわけではなくて、
ボクと同じ大学の1年生で学連のヤツが、
この試合のボールボーイをしていたわけです。
それで、招待選手の1年生のストロークがすごくて、
もうボコボコにしてるんですよ4年生を。
6ー0、5ー0まで行ってコートチェンジです。
で、ボールボーイをしていた学連のヤツが、
ベンチに座って汗を拭いているその4年生と目が合ったんですよ。
学連ですから、トップ選手とは誰でも顔なじみで、
普段からよく話してたそうですけど、
さすがに状況が状況ですから、
ヤツも目が合ってしまって気まずかったと思うんですよ。
でも、その4年生がヤツに話しかけたんです。
で、何て言ったと思います?
ボクはそれを聞いて腰を抜かしましたよ!
何て言ったかというとですね、
その4年生は、ニコニコしながら、
「あの若いの、なかなかやるじゃない。」
って言ったんですよ!
ニコニコしながらですよ!
それも、相手をあごで指しながらですよ!
普通はそんな状況だったら、
暗くて青い顔していかにも絶望的って感じか、
逆に明るく前向きに自分を奮い立たせているとか、
あるいは、ふがいない自分に怒りをぶちまけているとか、
じゃないですか。
そうじゃないってことは、
つまり負け惜しみだな、って今思ったでしょあなた。
ボクもそうですよ。
ボクも、さすがにトップクラスの選手は、
負け惜しみでもカッコいいなあ、
大物は貫禄があって一言一言が重いよなあ、
なんて変な感心をしてたんです。
で、話はそこで終わると思うでしょ。
ところが終わらないんです。
ここからがすごいんです。
聞いてびっくりしますよ。
ボクはまた腰を抜かして椅子から転げ落ちましたから。
その4年生がそこから逆転勝ちしたんです!
つまり、0ー6、0ー5から、
セカンドセットを逆転で取って、
ファイナルセットも取っちゃったんです。
スコアはよく覚えていないんです。
何せボクは直接は見てないですから。
控室に戻ってきたその学連のヤツに聞いただけで、
直接試合を見てないからだと思うんですけど。
で、その試合のことが噂になっちゃって、
7ゲーム連取でセカンドセット取ったとか、
いやもっとすごいのは、
13ゲーム連取して、0ー6、7ー5、6ー0で勝ったとかで、
本当のスコアはわかんなくなっちゃってます。
でも、とにかく、逆転勝ちしたんです。
普通、そこから勝つとは思わないでしょ。
びっくりしたでしょ?
え?大げさすぎる?
まあ、それはそうとしても、
こういうこともあるから、
テニスは最後の最後までその勝敗はわからないってことが、
言いたかったんです。
レベルは違いますけど、ボクも、
タイブレイク0ー6でマッチポイント取られた状態から、
8ポイント連取して勝っちゃったこともあるし、
ファイナルセット5ー0から、
7ゲーム連取されて負ける試合を何度か見たこともあります。
テニスの試合は時間切れがありません。
引き分けもありません。
テニスの試合はその時強い方が必ず勝つようになっています。
つまり、完全決着するようにできているんです。
そういうスポーツなんです。
だから、逆転勝ちも起こりやすいのです。
サッカーで、残り3分でスコアが0ー3だったら絶望的です。
野球でも、9回裏ツーアウトランナーなしで0ー11だったら、
そこから逆転するのは難しいでしょう。
まあ絶対にないとは言いきれませんが、
勝つことは確率的に小さいわけです。
でも、テニスでは、たとえ0ー6、0ー5でも、
まだ勝つ可能性としては少なからず残っているわけです。
なぜなら、その土壇場に追い込まれた、まさにその時、
そこから強さを発揮すれば、
勝つことができるからです。
勝つことができるように仕組んであるのです。
テニスというスポーツの勝敗の決し方として。
なにせ、その時強い方が必ず勝つようにできてますからね、テニスは。
それから、理論的にも間違いないのですが、現実的にも、
ポイントで競り合いながらも、
ゲームを1つずつ取っていければ、
あっという間に追いつきます。
それで、何の話でしたっけ?
そうそう、逆転勝ちする方法。
逆転勝ちする時とは、
あるポイントを境にして試合の流れが変わった時、
と仮定してみましょう。
テニスの試合は相対的なものなので、
試合の流れが変わるというのは、
自分が変わったのか、
相手が変わったのか、
自分も相手も変わったのかの3つのどれかです。
自分は変えられるけど、相手は変えられないので、
自分を変える方法を考えましょう。
では、自分の何が変わったのか?
それは、
自分の技術が変わった、
自分の戦術が変わった、
自分の戦略が変わった、
自分の精神が変わった、
自分の肉体が変わった、
のどれかです。
例えば、
急にバックハンドの調子が良くなって、
パッシングショットが抜けるようになった。
相手のフォアにサーブを入れる戦術に変えたら、
ポイントが取れるようになった。
サーブアンドボレーをやめて、
ストローク勝負の戦略にしたら、
ゲームが取れるようになった。
追いつめられて、逆に開き直ったおかげで、
精神状態が、攻撃的で積極的なものに変化した。
ウォーミングアップが不充分で体の動きが悪かったけど、
体が暖まってきたので、
急に体の動きが全開になった。
つまり、試合の流れを変えるには、
技術・戦術・戦略・精神・肉体のどれか、
あるいは、それらのいくつかの組み合わせが、
変わればいいということになります。
もちろん、相手が変わって、
こちらは何も変わっていないのに、
試合の流れが変わることもあります。
例えば、相手が勝ちビビリして、おかしくなっちゃって、
こちらは何も変わっていないのに、試合の流れが変わったり、
といったことです。
それはともかく、
自分で意識的に変えやすいのは、
戦術と戦略でしょう。
それには、試合中に、
試合全体を客観視する必要があります。
その試合の当事者でありながら、
解説席に座っているかのような感覚を持つのです。
つまり、自分は、
どういうパターンでポイントを取っているのか?
どういうパターンでポイントを落としているのか?
ってことを常に意識しておくことです。
そして、ポイントを取っているパターンは変えずに、
ポイントを落としているパターンを変えるようにする。
相手のバックにサーブを入れても、
ポイントを落とすことが多いから、
相手のフォアに入れるように変更する。
サーブアンドボレーではポイントを落とすことが多いので、
ストロークで打ち合う戦略に変える。
で、変えたことが、うまくツボにはまれば、
試合の流れが変わるってことじゃないでしょうか。
昔、クリス・エバートがこう言っていたそうです。
「私の強みは、自分を客観視できることです。」って。
たぶんですけど、彼女が言ってるのは、
こういうことなんじゃないかなって思います。
逆転勝ちする方法というのは、
ズバリこれだ!というのは無いとは思うんですけど、
ボクの結論としては、
こちら側が意識的にできるものとしては、
やはり戦術と戦略の有効な変更ってことになると思います。
ということで、今日のまとめです。
『 逆転勝ちは
常にその試合を客観視するところから始まる 』
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以前、テニスラケットはどう選ぶべきか?ということで、
ボクなりの答をまとめたページをご紹介しました。
それで、結論としては、
試しに使ってみて、感覚的に良かったラケットを選ぶべきだ、
ってことを提唱させていただいたわけです。
で、そのページからのリンクで、
試打用ラケットの情報を検索するページを作ってみました。
グーグルの検索ボックスを設置して、
既に「試打 テニス ラケット」と入れてあるので、
検索ボタンを押すだけで、
ネット上の試打用ラケット情報を検索することができると思います。
もちろん、検索用語の変更も自由に簡単にできます。
それに、ラケットメーカー主要11社の一覧表を作って、
そこから各メーカーのウェブサイトにリンクしてみました。
会社のトップページとテニストップページ、試打情報ページにです。
ページが無かったり、
リンクが不可だったり、
リンクを申請中だったりして、
完全ではありませんが、
まあとりあえず作ってみたわけです。
特に、試打情報ページがあるのは、
メーカーの中のごく一部ですし、
検索でいい情報が得られるかなど、
お役に立てるかどうかはわかりませんが、
ご興味のある方は、一度ご利用になってみてください。
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試打用ラケット検索ページはこちらです。
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