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テニスで勝つ方法!強者(つわもの)の技術+戦術+戦略+精神+肉体

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ホーム メルマガバックナンバー メルマガ1ー1 パッシングショットが無い?シングルスやれ!考えるな!感じろ!/メルマガ1第11号

パッシングショットが無い?シングルスやれ!考えるな!感じろ!/メルマガ1第11号

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             テニスで勝つ方法!
         強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体

                第11号
               2004.03.26
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             TENNIS-BOY.NET
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「そうなんだ。それで最後の3つ目の戦術って、どんな戦術?」

「それはね、『強く打っちゃヤーよ』戦術!
 志村けんの『怒っちゃヤーよ』調でよろしく!」

「はいはい、わかったから、
 それより、それって、どんな戦術?
 強打禁止ってこと?」

「その通り!」

「そのまんまじゃん!」

「まあまあ、そう言わずに、
 ボクの言うことをゆっくり聞きなさい。
 アキラはチャンスボールがくるとね、
 フォアでバーンと強打するだろ。
 プロみたいに。」

「そうね。」

「でも、ミスが多い。
 プロと違って。」

「うん。」

「100%相手コートに入るんだったらいいけど、
 そうでないのなら、戦術変更!」

「100%じゃないとダメなの?
 80%位でもいいんじゃないの?」

「ダメ!100%じゃなければ、そんなのは自滅の元。
 もちろん相手に返されてしまうのは仕方ないんだけど、
 決めるチャンスで自分からミスするのは、
 1%でも許されないんだ。
 そんなんじゃ戦術として成り立たない。」

「へ〜そういうものなんだ。」

「それで、チャンスボールがきたら、
 強打するのではなくて、
 アプローチショットを相手のバックハンドに打って、
 前に出てネットにつく、
 という戦術を徹底するようにアキラに言い聞かせたんだ。
 もちろん、それで、15分間の戦術練習をやった。」

「またバックハンド?」

「今度もバックハンドだけど、意味が違う。」

「どう違うの?
 2番目の戦術では、バックハンドのサービスリターンは、
 強打できないし、ミスする確率も高いから、
 ということだったよね。」

「そう。その通り。
 今度のは、相手のタクヤはバックハンドのパスが無いから。」

「パスが無いって、どういう意味?」

「パッシングショットを持ってない、という意味。
 つまり、一発で抜くためのショットの技術が無いということ。
 ダウンザラインかクロスにノータッチでパスする技術。
 クロスへのパスは、
 スピードで抜く場合と、
 スピードは遅いけど、トップスピンを多めにかけて、
 ショートクロスに抜く場合があるけど、
 まあ、どちらにしても、その技術が無いんだよね。
 フォアはあるんだけどバックは無いんだ、残念ながら。」

「なるほどね。」

「バックハンドのスライスでパスするのは、かなりきついと思う。
 もしトッププロ相手にできるとしたら、
 全盛期のローズウォールだけかも。
 やっぱりトップスピンが打てないとね。
 しかも、走りながらのトップスピン。
 スライスだけでも、
 ネットに出てきた相手を翻弄する戦術はもちろんあるんだけど、
 タクヤにはできないしね。
 できたとしても、かなり苦しい。
 パスが無いと。」

「ふ〜ん。」

「それから、アプローチショットはね、・・・」


                              (つづく)

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おはようございます! カムイ・レイジです。

創刊号から連載してきましたが、
連続ドラマ『たった30分の指導で3軍が1軍に勝利!?』も、
そろそろ終わりが近づいてきました。

えっ?シングルスの戦術ばかりで面白くない?
シングルスはほとんどやらないから、
ダブルスの話をしてくれ?

わかりました。
最後の方でユミがダブルスについても聞くことになっていますので、
もう少しお待ちくださいね。



ところで、テニスにおいて、
ダブルスは『する』スポーツで、
シングルスは『見る』スポーツになってしまっていますよね。

テレビでやっているのは、シングルスばかり。
だって、シングルスは見てて面白いですもんね。

で、逆に、するのはダブルスばかり。
だって、ダブルスの方が、やってて楽しいですからね。


ダブルスは、シングルスに比べると、
ゲーム性が強いので面白いんです。

競技として楽しめるんです。


でも、シングルスは、決闘性が強いんです。

争いごとは苦手という人の方が多いので、
1対1で闘う事自体避けてしまいがちです。


しかも、シングルスは、白黒はっきりついちゃいます。
つまり、勝つか負けるか、強いか弱いか、上か下か。

それに、負けたら、ダブルスのように、
ペアのせいにはできません。

これって、かなり厳しい現実を味わうことになるんです。


だから、シングルスをやりたがる人はあまりいません。


ところが!

シングルスというのは、
見てる方も楽しいのですが、
やっているうちに、
やる方もすごく楽しくなってくるんです!

ひとりぼっちでの闘いは、
負けた時のショックは大きいのですが、
勝った時の喜びはその分ものすごく大きくなります。


ダブルスばかりで、シングルスをほとんどやっていない方。
一度仲間内でシングルスの大会をやってみてはどうでしょうか。

今まで知ることのなかったテニスの新しい面白さに、
目覚めること間違いなしです。


トーナメントではなく、
仲間内で総当たり戦を組んでみてください。

できれば3セットマッチがいいんですけど、
最初は6ゲームスのワンセットマッチでもいいでしょう。
もちろん、12ポイントタイブレイクでですよ。

週末だけだと全部の試合が終わるまでに時間がかかるかもしれないけど、
誰が誰にいくつで勝ったとか負けたとかで話が盛り上がりますよ!


シングルスが食わず嫌いだったあなた。
ぜひ、この機会に、
総当たり戦を企画してみてはいかがでしょうか。



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前号第10号の質問メールに対する回答のつづきです。

今号が初めての方や、忘れた方、もう一度確認したい方は、
お手数をおかけしますが、
こちらの第10号のバックナンバーの質問と回答をお読みください。
 → http://tennis-boy.net/mailmaga/full/010.html


ポーチにおいては、
アンティシペーションよりも、
ポーチに出るタイミングの方が大変重要です。
このことを忘れないでくださいね。


では、まずは、前号の回答の復習です。

『 ポーチに出るタイミングは
   相手のバックスイングが終わって
    フォワードスイングに変わる瞬間
   つまり、
   後ろに引いたラケットを
    前に振り出そうとした瞬間    』


相手のラケットが、
バックスイングからフォワードスイングに変わる瞬間、
このタイミングでポーチに出ます。

これは頭でわかっていてもダメです。
このタイミングで自分の体が自然と動かなければ、
何の意味もありません。

ですから、徹底的に練習を重ねてください。
デュースコートからもアドコートからもです。
相手のフォアでもバックでもです。


そして、このタイミングで出たとしても、
最初から相手がストレートに打つつもりだったら、
当然のようにストレートに抜かれます。

ですから、タイミングと同時に、
相手がどこに打つのかを予測することが、
大変重要になります。

では、どこを見ればいいのでしょうか?

前足を踏み込む方向?
視線の向き?
ラケットを持たない方の手の指す方向?
手首や肘の角度?

人によっていろんなクセはありますが、
この中には、これが絶対というものはありません。


正解は、
インパクトのときのラケットフェースの向きです。

なあ〜んだ。
あたりまえじゃん!
フェースが向いてる方向に飛ぶんだから!

って、正解が出てからツッコミをいれてもダメですよ。
これこそ、コロンブスの卵です。


でも、正解が出た早々に申し訳ないんですが、
実はこれを肉眼で確認するのは至難の技なんです。

ラケットに当てるだけに近いようなショットや、
フラットで押し出すように打つショットなら、
もちろんきちんと見えるでしょう。

でも、フルウエスタンのグリップで、
ワイパースイングで思いっきりフルスイングされたら、
インパクトの時のラケットフェースの向きが、
ストレートかクロスかなんて、
じっと見ていてもわかりません。

それに、実際は、
『前に振り出そうとした瞬間』にポーチに出なくてはいけないので、
インパクトの瞬間のラケットフェースをじっと見ていたら、
当然間に合いません。

『前に振り出そうとした瞬間』には、
どこに打つかを把握していなければなりません。

では、どうすればいいのでしょうか?


それは、『考えるな!感じろ!』です。

ブルース・リーという武闘家をご存知ですか?
彼が映画の中で言っている言葉です。

テニスのアンティシペーションも同じです。
『考えるな!感じろ!』です。

相手がどこにボールを打とうとしているか?
考えるのではなく、感じるんです。

論理的に考える左脳ではなくて、
感覚的に捉える右脳を使うんです。


あなたが相手の顔色をうかがって、
その人が今どういう気持ちでいるか把握する時は、
どうしますか?

眉間のしわが3本入って、
眉毛が5度つり上がっていて、
口が7ミリ尖っているから、
これはきっと怒っているに違いないって考えますか?

違いますよね。
一目で怒っている顔だってことが、
感じ取れるはずです。

これと同じです。


相手がどこに打とうとしているのか?
その姿を全身を一目で見て感じ取るんです。

全体を一目で見るんです。
部分的に見てはいけません。
ストレートに打つ時と、
クロスに打つ時とでは、
どこかが微妙に違うはずです。

それを感じ取るんです。

こういったクセは1人1人違います。
でも1人1人のクセを見抜いていくと、
似たようなクセを持つ人を見抜くのは、
より早く、より簡単にできるようになります。

こうやって情報が自分の右脳に蓄積されればされるほど、
初対戦の相手でも見抜くことが容易になり、
アンティシペーションの確率が上がっていきます。

それは、例えば、
目の下がほんのわずかにピクってなっただけで、
怒ってるって気づくようになるのと一緒です。


それに、情報はそれだけではありません。

その時の状況というものも感じ取ってください。

例えば、ある状況で、ある人のバックにボールが入ったら、
ほとんどクロスに返ってくるなんてことがありませんか?

その確率が80%位だったとしたら、
もう全部ポーチに行ってください。

5本ポーチに出ても、
ストレートに抜かれるのは、たった1本です。
4本決めればそれだけで1ゲーム取れちゃいます。

4本のうち1本ミスって、3本しか決められなくても、
相手だって5本全部リターンミスしないわけではありませんから、
その優位性は変わりません。

出るタイミングさえちゃんとしてれば、
この場合は、相手がどこに打つのかなんて考えなくてもいいんです。


それから、もう1つ。
ポーチに出る時の走るコース。

構えている所からいきなりネット際を平行に走ってはいけません。

最初はネットに徐々に近づくように斜めに走って、
ある程度ネットに詰めた状態から、
そのあとはネット際を平行に走ります。

なるべくネットにはベタ詰めしていた方がいいんですけど、
あんまり詰め過ぎると、
ネットタッチやオーバーネットになる危険があるので、
そうならない程度の自分なりのネットとの距離感をつかんでください。


もしキミが最初からネットにベタ詰めならば、
構えている所からいきなりネット際を平行に走ってもいいです。

でも、そもそもベタ詰めだと、頭越しのロブに対応できません。

ロブに対応できるように、
ネットからやや離れた所で構えるようにしましょう。


ということは、つまり、
ロブに対応できる後方距離が長ければ長いほど、
最初から、よりネットに近く詰めておくことができるというわけです。

この考え方は、完全にロブに対する守りを固めておいてから、
ポーチなどのボレー攻撃を考える、という戦略の1つというわけです。


アンティシペーションやポーチについては、
まだいろいろ他に戦術や戦略などの論点はありますが、
今回はここまでです。


ということで、今日のまとめです。

『 相手が打つボールの飛ぶ方向は
   インパクト時のラケットフェースの向き 』

『 アンティシペーションの極意は
   考えるな!感じろ! である 』

『 アンティシペーションは
   相手のクセとその時の状況をヒントにしろ! 』

『 ポーチに出る時は
   ネットに斜めに近づいて
    ある程度ネットに詰めた状態から
     ネット際を平行に動く     』


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