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テニスで勝つ方法!強者(つわもの)の技術+戦術+戦略+精神+肉体

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ホーム メルマガバックナンバー メルマガ1ー1 チェンジアップ!集中力!フォアに回り込め!競り合いに勝つ!/メルマガ1第9号

チェンジアップ!集中力!フォアに回り込め!競り合いに勝つ!/メルマガ1第9号

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             テニスで勝つ方法!
         強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体

                第9号
               2004.03.12
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「相手に対してだけ有効な戦術ではなくて、
 自分にとっても有効な戦術なんだってことね。」

「その通り。それから、・・・」

「ご注文はお決まりですか?」
話に割って入ったのはウェイトレスだった。

話に夢中になっていて注文するのを忘れていたのだ。
3人ともあわててメニューを手に取って、
苦笑いを浮かべながらそれぞれ注文した。


ボクは水をひと飲みした。
「え〜っと。どこまで話したっけ。」

ユミが答える。
「『普通1番だろ』戦術が、
 相手に対してだけ有効な戦術ではなく、
 自分にとっても有効な戦術なんだってところまで。」
 
「あ〜そうそう。
 え〜っと、それから、アキラには、
 ゲームの最初のポイントだけでなく、
 プレッシャーのかかったポイントでも、
 必ずファーストサービスでセカンドサーブを打つように指示したんだ。
 アキラはプレッシャーがかかると、たいていはダブルからね。
 ダブって相手にただでポイントをあげるのと、
 ヒョロヒョロサーブでもファーストから入るのでは、
 天と地の差があるんだよ。」

「まあね。そういわれてみると確かにね。」

「現にアキラは今回1度もダブらなかった。
 それに、この戦術は、
 ファーストサービスでセカンドサーブを打っちゃうから、
 チェンジアップにもなる。」

「チェンジアップって何?」

「チェンジアップというのは、野球の投球法の1つなんだけど、
 球速や球質に変化をつけて、
 打者のタイミングをはずす投げ方なんだ。
 特に、速い球のあとに、
 同じ投球フォームで投げるゆるい球のことを言うんだ。
 またの名を、チェンジオブペース。」

「へ〜そんなことするんだ、野球のピッチャーって。」

「そう。それから、野球のピッチャーがよく、
 簡単に2ストライクとったあと、
 次の球をわざと外してボールにすることがあるんだ。
 2球外して2ストライク2ボールにしたり。」

「ふ〜ん。何で?」

「2球続けてストライクだと、
 バッターの目がストライクボールに慣れてしまっているんだ。
 だから3球目に同じようにストライクを投げてしまうと、
 打たれてしまう確率が高くなるからなんだと思う。」

「なるほど。3球続けてストライクじゃ単調だもんね。
 でも、3球目が球種が違えば単調じゃないんじゃない。
 例えば、ストレート、ストレートときて、カーブってのはどう?」

「確かにその場合単調ではなくなるけど、
 それには別の問題点があるんだ。
 それはね、
 3球続けてストライクを投げて3振をとるということは、
 かなりの集中力が必要で、しかも、
 人間ってのは普通はそんなに集中力は続かないということなんだ。
 だから、ボール球を2球続けたりして、
 一旦気持ちを弛緩させておいてから、
 改めて気持ちを緊張させて集中させる。
 つまり、落ちかけた集中力を、
 逆にわざと一旦底まで無理矢理落としておいて、
 改めて一気にてっぺんまで上げれば、
 しっかり集中できるということなんだ。」

「なるほどね。
 でも、それとテニスのサーブとどう関係あるの?」

「それはね、テニスでいえば、まず、
 強いファーストサーブを常に入れ続ける集中力っていうのは、
 人間は普通はそんなに続かないということなんだ。
 だから、時々、入れるだけのセカンドサーブを1球目から打つことで、
 落ちかけた集中力をわざと落としておいて、
 次に強いファーストサーブを打つ時に、
 一気に集中力を高めることもできるということなんだ。」

「野球のピッチャーとテニスのサーバーって、似た所があるのね。」

「そう、そして、ボクがアキラに授けた2番目の戦術、
 『バックオーライ』戦術なんだけど、これもサーブの戦術なんだ。」

「そうなんだ。それってどんな戦術?」

「それはね、・・・」


                              (つづく)

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おはようございます! カムイ・レイジです。

この冒頭のいきなり始まる小説だかなんだかわからないような会話は、
連続ドラマ『たった30分の指導で3軍が1軍に勝利!?』です。

これは、事実を基にしていますが、会話その他は脚色しています。
テニスで勝つ方法をわかりやすく表現しようと思って、
こんな形にしています。

そして、この連続ドラマは、創刊号からの連載です。
最初から読みたいという方は、
こちらのバックナンバーの一覧表からどうぞ。
 → http://tennis-boy.net/mailmaga/index.html


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前号第8号の質問メールに対する回答のつづきです。

今号が初めての方や、忘れた方、もう一度確認したい方は、
お手数をおかけしますが、
こちらの第8号のバックナンバーの質問と回答をお読みください。
 → http://tennis-boy.net/mailmaga/full/008.html


まずは前号の回答をまとめておきます。

『 ラケットの面が不安定なのを修正するには
   スローモーションスイングのインパクトでストップ 』

『 バシッと飛ばすには
   全身を一本のムチのようにしならせて打て! 』

『 スイートスポットを感覚的につかむには
   ラケットでボールをバウンドさせよう 』

『 片手打ちのバックハンドは
   フォアハンドより打点が前になるから
    フォアハンドより少し早いタイミングで打つ! 』


まず、スローモーションスイングですが、
インパクトでストップして修正して後ろに戻すだけではなくて、
最後までしっかり振り切るスイングもやってくださいね。


それから、『ムチのように』というのは、
ちょっとわかりにくいかもしれません。

一本のロープを手に取って、
ムチのように地面をたたいてみてください。

ロープの先がバシッとなるように振れた時の、
腕の振れ具合の感覚がわかりますか?

始めはゆっくりで、徐々に加速していって、最後は最高速でインパクト。
この感覚でラケットを振ります。

これができるようになったら、次は、
手だけではなくて、全身でムチを打つような感じを身につけてください。

強く打つ時だけではなくて、
ゆっくり打つ時も感覚的には同じです。


それと、ラケットでボールをバウンドさせるのは、
遊び感覚でやってくださいね。

友達と何回続くか競ってもいいし、
歩きながらバスケットのドリブルのようにやってみたり、
走ったりジグザグに動いてみたりと、
とにかく楽しくやるのが大事です。

これだったら、授業の間の休み時間でもできます。


そして、バックハンドですが、苦手だったら、
試合では特に、フォアハンドに回り込んで打つようにしましょう。

そのために、普段の練習の時から、常に、
フォアハンドに回り込むクセを付けておきましょう。

回り込むには、独特のフットワーク、ステップワークが必要です。
これを自分のものにしてください。

「フォアに回り込んでいたら、
 いつまでたってもバックは得意にならないよ!」
なんて言う人もいるでしょう。

でも、この意見は完全に間違っていますから無視しましょう!

テニスの試合とは、技術の比べっこではなく、決闘です。
勝つか負けるか2つに1つです。

バックは打てなくても、勝てばいいんです。

勝つためのテニスをしたいのならば、
自分は苦手なバックを打たずに、
逆に相手に苦手なバックを打たせることが必要になります。

それに、フォアハンドに回り込んで打つのも、
マスターしなければならない立派な技術の1つです。

どうしても回り込めないボールがきた時は、
もちろんバックで打つしかないのですが、
そういう球を打つのを得意にするためには、
それはそれでしっかりそういう練習をすればいいんです。

そうやって得意にしていけばいいんです。


それから、競り合いに強くなる方法。
これは、いろいろな方法があります。

キミは陸上をやっていたので、こんな例えがわかりやすいかもしれない。
ジョギングしていると、こんなヤツがいると思う。

スピードを出して走っていると、
前をとろとろ走っている遅いヤツがいる。

邪魔だからサッサと抜いてしまうんだけど、
そいつは今までとろとろ走っていたくせに、
抜かれたとたんに急にスピードを上げて、
離されないようにと必死でついてくる。

こっちはそんなヤツについてこられたんでは、うっとうしいので、
引き離してあきらめさせようと思ってさらにスピードを上げる。

そうすると、そいつは、
どこにそんな力が残っていたんだって不思議になるくらいに、
またさらにスピードを上げてついてくる。

そう、これこそが、
タイムは遅いのに、競り合いになると強いタイプの人。


これをテニスに置き換えると、
デュースやファイナルゲームの競り合う所では、
どこにそんな実力があったんだとばかりに強くなる人ですね。

で、具体的にはどうすればいいの?ってことになると思うけど、
それはね、
『自分は競り合いには絶対負けないぞ』
という気持ちを全身で表現すればいいんです。

キミはプライドが高いし、ペアの子も気が強いのだから、
2人ともそれを全身で表現するのです。

デュースになったら、
「このポイントは絶対とる!この手でつかんでみせる!
 絶対欲しい!欲しいのよ!」

ファイナルゲームになったら、
「このゲームは私たちが絶対とるの!私たちの方が強いのよ!
 勝つのは私たち!どうしても勝ちたいのよ!」

例えばですけど、こんな感じです。

声に出してもかまいません。
いえ、声に出してください。
ボールを打つ時にもその必死さを出してください。

相手が打つ時にそれを邪魔するように声を出すのはダメです。
あくまで自分に言い聞かせるように。

自分を励ますのです。
自分の気持ちを盛り上げるのです。
自分に気合いを入れるのです。

そのポイントが取れたら、ガッツポーズです。
ポイントが取れた喜びを全身で表現します。

でも、喜び過ぎはダメです。
すぐに次のポイントのことに集中してください。

そのポイントが取れなくても、
あまり落ち込まずに、次のポイントに気持ちを切り替えます。

どこが悪かったか反省はしますが、
あくまで次のポイントのためです。
ああすればよかった、なんてクヨクヨしてはいけません。
それがしたければ、試合が終わってから、好きなだけすればいいんです。

とにかく前向きに未来志向で!
未来を自分の手でつかみ取るんです!

運命に身を任せてはいけません!
勝利とは誰かに与えられるものではありません!
運命とは自分のこの手でつかみ取っていくものなんです!


でも、欲しい欲しいと全身で表現すればするほど、
それが手に入らなかった時の落ち込みようは、
とんでもなく大きくなってしまいます。

だからといって、それを恐れて、
負けてもいいやって感じでやってると、
負けてもそんなにショックは無いのですが、
それだと、競り合いには強くなれません。


それに、最初は、気持ちだけが出過ぎて、
空回りすることも多いでしょう。

逆に集中力を欠いて技術がボロボロになったりすることもあるでしょう。

でも、気持ちを全身から出すようにしていると、
自分でも信じられないようなショットを連発して、
信じられないような勝利を手にすることもできるようになるんです。

こうして競り合いに勝てるようになると、
自分は競り合いに強いという自信ができて、
ますます競り合いに強くなる、という善循環が生まれます。

トッププロの試合でもよくやってますよ。
トッププロであればあるほど、全身から気持ちが出ています。
そして、競り合いで信じられないようなショットを出します。


まだいろいろとあるんですが、
スペースがなくなってしまいましたので、
今回はここまでです。

がんばってくださいね。


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ご質問・ご感想・ご意見などありましたら、何でも結構です。
どうぞお気軽にこちらへメールをお送りください。

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『 強くなければ
   自分の誇りは守れない
   
  優しくなければ
   他人の愛は得られない 』


前号の質問メールにも出てきましたが、
これがボクのポリシーです。


この言葉は、レイモンド・チャンドラーという、
ハードボイルド作家の小説の中に出てくる、

『男は、強くなければ、生きていけない。
 優しくなければ、生きていく資格が無い。』

という言葉を基に、
ボクなりに作り直したものです。


『男は』は、はずしました。
なぜなら、男も女も一緒だからです。

そして、現代では、弱くてもなんとか生きていけたりします。
それに、『資格が無い』というのはわかりにくいです。

そんな感じで、ボクのポリシーができました。


このボクのポリシーを、あなたは、
そのとおり!って思いますか。
いや、違うだろ!ですか。
それとも、意味がよくわかんないって感じですか。

いずれにしても、そんなあなたにおすすめしたい映画があります。
このボクのポリシーを、そのまま、
宣伝コピーに使ってもらいたいような映画です。


その映画とは、『がんばれ!ベアーズ』です。

アメリカの小学生のダメダメ野球チームのお話です。
美少女ピッチャーと美少年助っ人が出てきます。
飲んだくれの中年男がチームの監督です。

古い映画ですが、たぶん、
あなたの家のお近くのレンタルビデオ屋さんにもあると思います。


これを見ただけでテニスが強くなるというわけではありませんが、
もしご存知でなければ、ぜひご覧になってみてください。



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