テニスで勝つ方法!
強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体
第7号
2004.02.27
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テニスボーイドットネット
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「それで、『普通1番だろ』戦術の説明は!」
「それはね、後で説明するとして、まあ、焦らないで。
話には順序と言うものがあるんだから。
その前に、まずアキラの現在の実力を把握することが大事。」
「あ〜そう。」
「だいたい、アキラはだな、
ファーストサービスを思いっきり打って、たいがいはフォルト。
入っても、だいたい弾道は同じだから、スピードがあっても、
はいはい、とりあえず返しとくね、って感じで相手に返されて、
返ってきただけでビックリしてしまってあわてて大半はミス。
まったくの無策。
そして典型的なスライスサーブで、
たいていは相手が構えた所のちょうどフォアに曲がっていくだけ。
そして、セカンドサービスはと言うと、
ファーストサーブとは対照的に、
ひょろひょろのスピードのないサーブで、
とりあえず入ってくださいっていうサーブ。
そして、1ゲームに最低1本は必ずダブる。
むこうにしてみれば、ただで何もしなくて1ポイントくれるんだから、
ラッキーありがとうってなもんで楽なもんだよ。」
「悪かったな、無策で!」
黙って聞いていたアキラがムッとした顔で言い放つ。
「ちょっと・・・。レイジ興奮してきたんじゃない。
まあ落ち着いて・・・。」
ユミがまあまあと間に割って入る。
ボクはそんなアキラとユミにはおかまいなしにしゃべり続ける。
「それから、ユミのような初級者にありがちなセカンドサービス。
『下から行きまーす』ってやつ。
あれはまずいでしょ。
テニスの試合は決闘なんだぜ。
それを、「今から右のストレート行きまーす」って言って、
本当に右のストレートを出すボクサーが、どこにいるんだよ。
あれはな、上から打つふりして突然下から打てばいいんだよ。」
「出たあー、レイジのテニス決闘論。
それ、150回目。」
「それか、『上から打ちまーす』って言って下から打つってのもいいね。
相手は、『あれ、今上から打つって言って下から打たなかった?』
なんて首をかしげながら、気になっちゃって、リターンミス。」
「そんなにうまくいくか〜?
それに、どうすんのよ、頭おかしい女の子って思われたら。」
「昔、フレンチオープンでね、マイケル・チャンがレンドルとやった試合。
ファーストサービスでいきなり下から打ったんだよ。
それも、軟式テニスのようなサイドスピンサーブ。
それで、どうなったと思う?
さすがにレンドルはリターンミスしなかったけどね、
結局そのポイントはマイケルチャンが取ったんだ。
マイケルチャンはね、その試合足がつってたんだよ。
勝つためならな、何でもやる。
右腕が折れたら、左腕でやる。
左腕も折れたら、ラケットを口にくわえてでもやる。
足が動かなくなったら、地べたに這いつくばってでもやる。
それぐらいの気持ちがなくちゃダメなんだ。
だっておまえ、その一戦にはプライドがかかってんだぞ。
ユミが初級者だからってな、
相手の初級者なんかに試合後に、
『全然大したことなかったわ。楽勝よ。』
なんて言われてるのが聞こえたら、悔しくて夜も眠れなくなるだろ。」
「そりゃそうだけど、ちょっと大げさ過ぎ。」
「ボクが言いたいのはね、
ファーストサービスは強く打たなくちゃならないってのは、
ルールのどこにも書いてないってことなんだ。
いきなり下から打つのも自由。
下から打つ時は打つ前に「下から行きまーす」って、
言わなくちゃならないなんてルールはないんだ。
ルールにもないし、マナーでもない。
決闘ってのは、相手の嫌がることをやる。
相手をだます。相手が思ってもないことをやって裏をかく。
ルールの範囲内でマナーにも反しないなら、
勝つためだったら何でもやる。
だって、やるかやられるかだぜ。
プライドがかかってんだぞ。
命の次に大事なプライドがね。」
「わかった、わかった。それで、まず最初の戦術はどんな戦術?
だいたいレイジひっぱり過ぎっ!
おまえは、みのもんたかっつうの。
・・・っていうか脱線し過ぎ。
底抜け脱線ゲームじゃないんだから。」
「ごめん、ごめん。
まず、アキラに指示した最初の戦術は、
サービスゲームの最初のポイントで、
ファーストサービスでセカンドサーブを打つ戦術。」
「えっ?サービスの1本目にいきなりセカンドサーブ?」
「そう、いきなり1球目をただ入れるだけのサーブを打つ。」
「そんなんで勝てるの?
そんなことして一体どんな意味があるって言うのよ!」
「それはね、・・・」
(つづく)
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おはようございます! カムイ・レイジです。
少し前にいただいた感想メールをご紹介します。
<感想>
はじめまして。三号から読みました。
今回のテ−マ?のロブ、
我々おばさん?(ベテラン?)プレ−ヤ−にとっては
絶対的ともいうべき武器のひとつです。
そして昨年の全国レディースの大会でも
強いチ-ムの選手のロブの使い方のうまさ感心しました。
勿論その前提には、ストロ−クの良さにあります。
下に、上にとせめられると
さすがに若い選手でも足にきたりで身体的にきついものがあります。
それを辛抱強く打つ技術、精神力はすごい!とおもいました。
もう私の年齢では相手にその戦術を使うことは絶対必要ですが、
反対にやられるととてもしんどいですね。
でもテニスは足でやれと言われ続けてきたので
怪我をしないようメンテナンスしながら走り続けるつもりです。
これからも楽しみにしています。
そして若い後輩たちに読ませようとおもっています。
<回答>
すばらしいですね!
特に、ベテランになっても走り続けるというところに、
頭が下がります。
おっしゃる通りです。
ロブは、最強の守備的技術ですし、
しかも、攻撃的技術としても威力があります。
上級者でロブをバカにする人がたまにいますが、
そういう人と試合してみると、
そういう人に限って、
まだロブに完全に対応できていなかったりします。
それから、
逆に相手のこのロブを完全に封じ込めることができるようになると、
かなりテニスのレベルがアップします。
この怖いロブに対しても安定して楽に闘えるようになります。
ボクも大学時代何度か全国レディースの常連の方達と、
試合させていただいたことがあります。
ボクが女性と組んで、相手の女子ダブルスとの試合です。
全国レディースに行くような方達は、
自分の技術をきちんと把握していて、
自分の出来ることしかやらないので、
自分からミスすることが極端に少ないです。
しかも、自分の持ってる技術の範囲内で、当然ながら、
きちんとポイントを取る戦術も身につけています。
そして、相手の弱い所を見つけると、
しつこいぐらい徹底的にそこを突いてきます。
おまけに精神的にも安定していて、
ちょっとやそっとのことでは動じません。
毎日のように練習していて体力も充分あります。
本当に手強いです。
このメルマガをお読みのあなたも、
もしテニスコートでそのような方を見かけたら、
試合を申し込んでみてもいいかもしれません。
特に中高大学生の方などは、
試合させていただければすごく勉強になると思いますよ。
そして、「下に上にと攻める」戦術は、
『上下の振り回し』として第3号でお話ししましたが、
第2号の質問に対して第2号と第3号で回答した中の1つです。
もしこのことをまだご存知なくて、
しかも、ご興味がある方は、ぜひこちらをご覧ください。
第2号はこちらです。
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第3号はこちらです。
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ところで、『エースをねらえ!』って、
チームのエース、つまり、チームのナンバー1になろう!
っていう意味なのか?それとも、
ノータッチエースをねらえ!っていう意味なのか?
どっちなんでしょうか?
もし、ノータッチエースの方だったとしたら、
あなたは決して『エースをねらってはいけません!』
ノータッチエースというのはあくまで結果ととらえてください。
テニスは相対的なスポーツですから、
同じ球でも、相手によっては、
ノータッチエースになる時もあれば、
逆に強い球で返されたりする時もあります。
最初からノータッチエースをねらってしまうと、
その球を返された時に、
頭が真っ白になってしまいます。
そうです。返された後のことを考えていなかったからです。
考えていなかったから焦ります。
何をしたらいいのかわからなくなって、
ミスする確率も上がります。
その場しのぎのプレイになってしまいます。
バカなこともやってしまいます。
また、ノータッチエースをねらったのに、
その球を返されてしまうと、
より強い球を!より速い球を!より厳しいコースに!
となってしまって、自分の力以上のことをしてしまいます。
無理をしてしまうんです。
無理をするとミスの確率が上がります。
自分のリズムが狂います。
集中力が乱れます。
そして、負ける確率が上がります。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは、エースをねらうのではなく、
コースをねらうのです。
コースをねらうことに集中して、
この技術は、あくまで戦術の中の1つの構成要素に過ぎない、
と思ってください。
球が返ってきて当たり前。
3手先4手先までしっかり頭の中で組み立てておく。
その戦術に集中してその戦術をこなすことだけを考える。
戦術的思考で集中するのです。
自分の実力以上の物を出さない。
自分の出来ることだけに集中する。
そして、あなたが組み立てたポイントゲットパターンの途中で、
予定外の出来事で相手が球にもさわれなかったってことが起こる。
それが結果としてのノータッチエースということなんです。
「あれっ 返せないの?」
ぐらいでちょうどいいんです。
「なんだよ!、次返ってきた所で、
もっと素晴らしいオレの技術見せる予定だったのに!(怒)」
ぐらいがいいんです。
それだと、焦らない。
ミスの確率もぐっと減る。
自分のリズムは狂わない。
集中力も乱れない。
頭が真っ白にならない。
その場しのぎのプレイにならない。
バカなこともやってしまわない。
いいことずくめです。
そして、勝つ確率が上がる。
それでは、今日の言葉です。
『 エースを ねらうな!
コースを ねらえ!
ノータッチエースは 結果ととらえよ! 』
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テニスの技術(テクニック)の1つとしての、
グラウンドストロークについて、
基本的なことをボクなりにまとめてみました。
初心者や初級者・中級者の方だと、
参考になるかもしれません。
もしご興味があって、しかも、お時間がありましたら、
ぜひご覧ください。
こちらです。
→ http://tennis-boy.net/know-how/stroke.html
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