テニスで勝つ方法!
強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体
第4号
2004.02.06
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テニスボーイドットネット
TENNIS-BOY.NET
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ユミが驚いた顔をして、アキラの所に来た。
「ねえねえ、どうしたのアキラ!
すごいじゃない! タクヤに勝つなんて!」
アキラは照れくさそうに笑いながら、
何も言わずにボクの方を見た。
ボクはユミに聞いてみた。
「今日のアキラ、どうだった?」
ユミは小首をかしげながら、
「う〜ん、そうねえ。
アキラは、いつもよりはヘタに見えたなあ。
それに、いつもよりもカッコ悪かったような気もするし。
なのに勝っちゃったってのがよくわかんないのよね。」
ボクはうなずきながら答えた。
「なるほどね。
確かにそう見えたかもしれないけど、
そこには勝因が隠されてるんだよ。
まあ、勝ったのは、
アキラが、素晴らしくよく集中してたから、なんだけどね。」
アキラが、それに対して鼻を天狗にして吠える。
「そうそう、オレがすごいからに決まってんだろ!・・・
・・・ってのは冗談だけど・・・
レイジに教えてもらったんだよ、タクヤに勝つ方法ってのをさ。
タクヤには内緒だぞ!」
ユミは興味津々といった顔だ。
「なになに? そのタクヤに勝つ方法って?」
アキラが小さな声で答える。
「3つの戦術さ。」
ユミは不思議そうな顔でさらに聞く。
「せんじゅつ? なになに? 気になるからちゃんと教えてよ!」
アキラはさらに小さい声で、
「わかった、わかった。
練習が終わったら、ちゃんと教えてやるから、あとで・・・。」
同好会の練習が終わった後、
タクヤとリョウは用事があるということで、
先に帰ることになった。
タクヤはもう立ち直っていた。
「アキラ!今日の借りは次返すぞ!
血祭りに上げてやるからな!覚悟しとけよ!」
アキラも負けじと言い返す。
「うるせえ!ばかやろう!返り討ちにしてやる!」
タクヤは初めてアキラを対等に扱ったのだ。
アキラも初めてタクヤに堂々と言い返すことが出来た。
バカにされてもへらへら笑ってごまかしていたアキラは、
もうそこにはいなかった。
アキラは自分自身の誇りを取り戻したのだ。
(つづく)
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約5年前の最初の方では、テニススクールの中級者クラスに通っていて、
コーチに上級者クラスを勧められても断ったりしてるんですけど、
最近では、なんと日本ランキングで最高209位になってるそうです!
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今回も、質問メールがいくつか届きましたので、
その中の1つに回答します。
件名は「強いサーブの打ち返し方」です。
<質問>
僕は、アメリカで楽しくテニスをする男の子です。
僕は中2です。
僕達の年齢では、成長期で力がどんどんついてきます。
僕の友達に基本関係なしで、力オンリーを込めて打ってきます。
僕はどうにかグラインダーは取れるのですが、
サーブがとれません。
とれると言うより返せません。
どうやったら返せるようになれますか?
それと、僕は、
なぜかいつもサーブはスライスで返すようになってしまったのです。
多分、サーブは立て回転か横回転が多いので、
アンダースピン(スライス)で返せばいい(楽だ)と思ったのでしょう。
僕には同期に始めたライバルがいます。
その子は、プライベートレッスンをとっており
サーブは簡単にトップで返せます。
僕も考えたんですが
トップスピンよりアンダースピンの方がとりやすいと思ったんです。
実際にトップとスライスを返すのでは
少し重さなど違って難しくなってきます。
僕は彼(ライバル)みたいに
トップスピンで友達のサーブを返してみたいのです。
どうすればいいでしょうか?
是非教えて下さい。
<回答>
強いサーブをどうやったら返せるようになるか?
それは、単純に、
ベースラインよりもっと後ろに下がって、
サービスリターンをすればいいんです。
トッププロでも、
後ろのフェンス近くまで下がってリターンすることもあります。
強くて早いサーブでも、後ろの方では、
スピードも落ちてくるし、勢いも無くなってくるから、
リターンしやすくなるというわけです。
そして、できるだけトップスピンで打つ。
バックハンド側に来た球も、
できればフォアハンドに回り込んでトップスピンで打つ。
ただし、両手打ちのバックハンドだったら、
回り込まないで普通にバックハンドでいいです。
ただし、トップスピンで打つこと。
それらの理由はまた別の機会に。
片手打ちで、バックハンドでしか打てない球が来た場合でも、
できればトップスピンで打つべきだけど、
状況によってはアンダースピンでも仕方が無い。
ただし、不利な状況になることは覚悟しなければいけない。
それから、テニスは基本的には、
ネットから遠ざかれば遠ざかるほど不利だ、
ということを理解しておいてください。
この場合も、角度のあるサーブを打たれると、
後ろに下がっていればいるほど、ボールに触るまでの距離が遠くなります。
距離が遠くなるということは、そこに行くまでの時間がかかるということで、
その間にボールが後ろに抜けていってしまうこともあります。
つまり、右にも左にも届かなくなることが多くなるということ。
だから、相手のサーブに合わせて、
ベースラインから後ろにどれぐらいまで下がれば、
きちんとリターンを返せて、しかも、
ちゃんとボールに届くことができるのか、
という距離感をつかむことが大事です。
相手のサーブが強ければ、後ろに下がってリターンし、
逆に弱ければ、前に上がってリターンする。
それがサービスリターンのポジショニングの基本です。
でも、相手のサーブが強くても、
逆に前に出てリターンするという戦略もあります。
それは、さっき言った通り、テニスは基本的には、
ネットに近ければ近いほど有利だからです。
そして、アンダースピンのライジングでリターンする。
この方法は、キミの言う通り楽なのだが、なぜ楽なのかというと、
打つ前と打った後でボールの回転が変わらないからです。
相手のサーブをトップスピンでリターンするには、
いったん相手の球の回転を止めた上で、逆に回転させようとするわけだから、
打つ時に重く感じるというわけです。
それから、相手の強いサーブを、あえて、
トップスピンのライジングでサービスリターンする戦略もあります。
これは高難度の技術です。
特に、バックハンドの片手打ちのトップスピンでやるのは、
超高難度の技術。
これは普通はダブルスでしかやらないです。
シングルスでは、あまりやらないし、やるべきではないと思います。
もちろん相手のサーブが強い場合ですよ、あくまで。
その理由はこれもまた別の機会に。
それから、忘れてはならないのは、
サービスリターンの際のステップワーク。
強いサーブに押し込まれないようにするために、
スプリットステップで踏み込んで、全体重を前にかけます。
ライジングの場合は特に、相手の球のパワーを活かすようにして、
短いコンパクトなバックスイングから、
しっかりインパクトさせて、
フォロースルーも短くコンパクトに。
ライジングリターンでは、
強い球を返すことを目標とするのではなく、
タイミングをピタリと合わせて、
狙った所に正確に返すことが出来るようになることを目標として練習する。
以上、また長くなってしまいましたが、
実はまだ言っておかなければならないことが山のようにあります。
でも、これでも既に大幅に容量オーバーなので、今日はここまで。
では、きょうのまとめ。
『 相手のサーブが強ければ
後ろに下がってリターン
逆に弱ければ、
前に上がってリターン 』
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先々週の『エースをねらえ!』にはビックリしました。
代表選手に当然選ばれるはずだった選手が、
宗方コーチに抗議した結果、
それなら直接試合して勝った方を代表選手にするってことになります。
そうそう、最初からそうやって試合して、
勝った方を代表選手にすれば問題ないんだよ、
と納得していたボクですが・・・
その大事な代表選手を決めるための試合が、
2ゲームスマッチなんです。
本番の試合が3セットマッチだから、
代表選手を決める大事な試合は、そうそう2ゲームスマッチだよね・・・
・・・っておいっ!
2ゲームスマッチって、先に2ゲームとったほうが勝ちじゃないかよ!
それで2−1でひろみの勝ち。
そこで宗方コーチ、「これで文句はないな!」とかなんとか・・・。
そうそうこれで強い方ははっきりした。
誰も文句ないよ・・・
・・・っておいっ!
たったの3ゲームだよ!3ゲーム!
で、本番は3セットやってるんだから、
7−6、3−6、6−2とかさ・・・
部活やクラブの顧問やコーチをされている指導者の方、
くれぐれもお願いいたします。
代表選手を選ぶ試合、
ボクらはセレクションって呼んでいましたが、
そういう大事な内部の試合は、
本番と同じマッチ形式でやってくださいね。
本番が3セッツマッチだったら、
セレクションも3セッツマッチでお願いします。
くれぐれも宗方コーチのまねはしないでください。
3ゲームスマッチなんて、
信じられないくらい短いですから、
実力も何もあったものじゃありません。
それでは、念のため。
『 代表選手を選ぶ内部の試合は
本番と同じマッチ形式で! 』
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