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テニスで勝つ方法!強者(つわもの)の技術+戦術+戦略+精神+肉体

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ホーム メルマガバックナンバー メルマガ1ー1 戦術に集中して戦術をこなせ!ボールをぶつけろ!沈めてロブ!/メルマガ1第3号

戦術に集中して戦術をこなせ!ボールをぶつけろ!沈めてロブ!/メルマガ1第3号

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             テニスで勝つ方法!
         強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体

                第3号
               2004.01.30
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           テニスボーイドットネット
             TENNIS-BOY.NET
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試合が始まった。
1セットマッチだ。

アキラのサーブから始まったゲームは、
あっさりアキラがとった。

タクヤはいつもと違う雰囲気を感じ取ってはいた。
しかし、それは気のせいだとばかりに、
自分のプレーに集中しようとしていた。

接戦になった。

しかし、タクヤはまだ落ち着いていた。
格下とやっても接戦になることは珍しいことではない。
どちらにしろ勝つのはオレだ。
タクヤはそう思っていた。


アキラは集中していた。
ポイントをとられても、
下を向いたままブツブツ言いながら歩いて、
次のポイントに集中していた。

自分のやるべきことを自分に言い聞かせているようだった。

アキラがゲームをとってリードするたびに、タクヤに焦りが出てきた。
焦りがミスを呼び、ミスがさらに焦りを呼ぶ。
タクヤが悪循環に陥ってしまうと、アキラの戦術の有効性は増す。

大きくリードしたアキラだが、
終盤に自滅して逆転される危険性がないとは言えない。

いわゆる勝ちビビリというヤツだ。

しかし、それはいらぬ心配だったようだ。
もう、タクヤには余力が残っていなかったのだ。
自滅したのはタクヤの方だった。


あっさりと試合は終わった。
アキラの完勝だった。

アキラは興奮していた。
あふれる喜びを必死で抑えようとしていたが、
どうしてもこぼれてしまっていた。


この結果に一番驚いたのは、
タクヤでもなくリョウでもなくユミでもなかった。
もちろんボクでもない。 

勝った本人であるアキラが一番驚いていた。

「おいおい、ほんとに勝っちゃったよ。」
という感じの顔だ。


そりゃそうだ。
勝とう勝とうとしたのではなく、
戦術に集中して戦術をこなしただけだ。
その結果勝てたということだからだ。


一方、タクヤの狼狽は普通ではなかった。
顔が不自然にこわばり、
目を伏せたまま視線を上げることが出来ない。

頭からタオルをかぶってベンチに座り込んで、
がっくりと肩を落としている。

そりゃそうだ。
負けるはずのない相手に負けてしまったのだから。

誰も話しかけられない状態だ。
しかし、カレに慰めの言葉などいらない。

この屈辱を骨の髄まで味わうのだ。
それが、これからのエネルギーになる。
これから強くなるためのパワーになる。

負けて初めて、
バカにされて初めて、
見下されて初めて、
軽く扱われて初めて、
人は自分の誇りを奪われたことに気づく。

プライドを失ったことに気づく。

強くなければ自分の誇りは守れないのだ。

     
                              (つづく)

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前号第2号の回答のつづきです。

今号が初めての方や、忘れた方、もう一度確認したい方は、
お手数をおかけしますが、
こちらの第2号のバックナンバーの質問と回答をお読みください。

 → http://tennis-boy.net/mailmaga/full/002.html


前号のまとめとしては、

『 ダブルスで相手の前衛を意識し過ぎて
   ミスしてしまうのなら
    前衛の頭越しに背後のスペースをロブで突け! 』

でした。

つまり、デュースコートでサービスリターンを、
いきなりストレートにロブで打った後、
それに対する相手のクロスロブを、
こちらはそれに対応するポジショニングで完全に防いでおいた上で、
ストレートに返ってきた球を、
逆にこちらがクロスロブでポイントをとってしまう、
ということでした。


アドバンテージコートでも同じ展開ですが、
相手の後衛が右利きの場合、
フォアハンドでロブを拾いに行く点で微妙に違います。

また、自分がサービスの場合、
リターンが自分の方に返ってきてからの展開として考えます。

まあ、いずれにしろ、
これは、たった2つのロブで、
ノータッチエースを取ることもできる戦術というわけです。


このように、戦術とは、
3手も4手も先まで読んだ上で、
相手を追いつめていく詰め将棋のようなものなのです。

いくつかの技術を組み合わせて1つの戦術を構成するのです。
1ポイントをとるためのいくつかの技術の組み合わせが、
戦術というわけです。


この場合は、
相手のサービスをストレートにロブでリターンする技術、
自分の前衛が相手のクロスロブを防ぐポジショニング、
そして、ストレートに返ってきたボールを、
クロスにロブで相手の前衛の頭越しにロブを打つ技術、
これらを組み合わせて1つの戦術ができあがります。

単発の技術のみで、
その場その場でとりあえずしのいでいくよりも、
いくつかの戦術を駆使しながらの試合展開をする方が、
はるかに楽で安定した闘い方ができます。


そして、このロブロブ戦術が成功するようであれば、
何回もこの同じ戦術でポイントを取りにいきます。

相手に穴があるのならば、
徹底的にそこを突く。

相手が嫌がることを何回も何回もしつこくやるというのも、
テニスの重要な戦略の1つです。


日常生活では、
自分がやられて嫌なことは、
相手に絶対にしてはいけません。

でも、オンコートでは、オフコートとは逆で、
自分がやられて嫌なことこそ、
相手にしなければいけません。


さて、
ロブで何度もやられるようになると、
相手の前衛が下がり気味になります。

あるいは、ベースラインまで下がってしまうかもしれない。

もうこうなればキミの思うつぼです。

ベースラインまで下がってしまえば、
キミは、何の問題もなく、シングルスのように、
ストロークを打つことが出来るはずです。


そして、相手の前衛が、
ベースラインまで下がるのではなく、
ちょっとネットから下がり気味といった場合は、
相手にローボレーを打たせるのです。

ネットから離れて立っているのだから、
ローボレーを打たせるのはそんなに難しくはないはずです。

この時キミは、思いっきり打つ必要はありません。
それよりも、ミスしないように、緩い球でもいいから、
ネットを越して沈むような球を打つのです。

ドライブ(トップスピン)をかけるもよし、
スライス(アンダースピン)で打つもよし。

とにかく、ネットを越して沈む球を打つのです。


ローボレーは、
ミスする確率が高い上に、
角度をつけるアングルボレーも打ちにくいし、
叩きつける強いボレーは出来ないし、
もちろんドライブボレーは打てないし、
こちらにとってチャンスボールになるような球になる可能性が高い。


相手にローボレーをさせて、
そして、浅くて打ち頃の球が返って来たら、
今までのうっぷんを一気に晴らすチャンスです。

思いっきり打って相手にぶつけましょう!
これを、硬式テニスでは、
『ボディショット』と呼んだりします。
これは、軟式テニス(ソフトテニス)で言うところの、
『前衛アタック』と同じです。

もちろん反則ではありません。
道義的にも全く問題はありません。

狙うのは、相手の利き腕の側の肩です。
右利きならば、右の肩。
左利きならば、左の肩。
硬式テニスでは、ここに来る球が一番ボレーしにくいのです。


遠慮なくぶつけましょう。
文句を言われたら、お蝶夫人のようにこう言うのです。

「わたくしが思いっきり打つ時は、非常に危ないですから、
 あなたはコートの外にお逃げになるか、
 ネットの下にお隠れあそばせ。」

それでも、しつこく文句を言ってくるようであれば、
またまたお蝶夫人のようにこう言うのです。

「私のストロークは、あなたにとっては危険すぎるようですから、
 ネットではなくベースラインの所にお立ちになったらいかがかしら。」

叶姉妹風でももちろんOKです。


ただし、相手のローボレーに対して、
絶対に気をつけなければならないことがあります。

それは、相手が苦し紛れにやっと当てたボレーが、
ドロップボレーのように、
極端に短くなって、そのまま決まってしまうこともある、
ということです。

これを『ガシャボレー』と呼んだりもします。

ですから、相手がローボレーをする時は、
そういうことになってもちゃんと拾えるように、
ストロークを打った後、
すばやく少し前の方に移動して、
そういった不測の事態に充分対応できるようにする。

あなたの前衛も同じようにドロップボレーに備える。


では、相手が、
ローボレーでミスせずベースライン深く返してくるときは、
どうすればいいのでしょうか。

ローボレーのあとでも相手がネットから離れていれば、
また沈めてローボレーをさせる。

チャンスボールがくるまで、
あるいは、相手がミスするまで、
辛抱強く攻め続ける。

しかし、ローボレーの後というのは、
ネットに近づいたり、ネットに詰めることが多いし、
姿勢も低くなります。
そうなると今度は、ロブを上げて抜く。

ロブを上げて、相手がネットから遠ざかったら、
また沈めてローボレーをさせる。


これがネットプレイヤーを攻略する『上下の振り回し』です。
ボクはこれを『沈めてロブ戦略』と呼んでいます。

ネットプレイヤーにとって、
沈められてローボレーで腰を落とさせられ、
今度はロブをハイボレーで返そうとして体を上に伸ばさせられ、
といった上下に振り回されるのはかなりきついことなのです。

ミスする確率も高いし、
チャンスボールを与えてしまう確率も高いし、
体力的消耗も大きい。


以上、今回の回答の論点は全部で3つです。

それぞれ戦術練習をしっかりやってください。
試合形式でもパターン練習でもいい。

戦術や戦略は技術をベースにしています。
実際にミスなくやって初めてポイントが取れるのです。

ですから、しっかり練習してくださいね。

そして、実戦で何度もこの戦術を使いながら、
技術に磨きをかけると同時に、
精神的にもこの戦術に対する自信を深めていってください。


まだまだいろいろ論点はありますが、今回はここまで。
それでは、今日の分の2つの論点を最後にまとめます。

『 浅くて打ち頃の球が来たら
   利き腕の肩めがけてぶつけちゃえ! 』

『 相手のネットプレイヤーを攻略するための
   最も重要な戦略の1つは
    ロブ打って沈める!沈めてロブ!   』


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