テニスで勝つ方法!
強者の技術+戦術+戦略+精神+肉体
第2号
2004.01.23
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テニスボーイドットネット
TENNIS-BOY.NET
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2人でコートに立つと、
ボクはアキラに3つの戦術を授けた。
戦術と言っても基本中の基本といえる戦術だ。
しかし、アキラにとっては、おそらく初めての戦術だ。
単なる技術の比べっこの試合は昨日で終わりだ。
今日からは頭を使った試合をするのだ。
「本当にこんなことで勝てるのか?
というか、こんなことでポイントが取れるのか?」
アキラはこの戦術の有効性などわかりはしない。
わかっていればとっくにやっている。
それに、そんな説明などしている暇はない。
「いいか、アキラ!
オマエは自分が出来ることに集中するんだ!
とにかくオマエは言われたことをミスしないでやるだけだ!」
「わかったよ、やるよ。」
少々強引だが時間がない。
納得させている時間など無い。
とにかく、戦術練習だ。
頭ではわかっていても体がその通りに動かなければ何の意味も無い。
ネットを挟んで戦術練習を繰り返す。
練習が必要な戦術は3つのうちの2つだ。
最初は全くうまくいかなかったが、
徐々に様になってきた。
時間がないからこの程度の完成度でも仕方が無い。
あとは本番でうまくできるかどうかだ。
しかし、たとえうまくいったとしても、
テニスの勝ち負けは相対的なものだから、
勝てるとは限らない。
テニスで勝つには総合力を高めるしかない。
技術をベースに戦術と戦略、そして、メンタルとフィジカル。
この5要素の能力とその時のそれぞれのコンディション。
約束の時間近くになってタクヤがやってきた。
同好会のメンバーのリョウとユミも一緒だ。
メンバーが集まったので、同好会のみんなでの練習が始まった。
しばらくして、休憩になった。
そして、このあとの決闘の時間が迫ってきた。
アキラは緊張していた。
手が震えていた。
だが、必死で集中しようとしていた。
アキラにとってはどうしても負けられない一戦のようだ。
ボクはアキラの目を見てもう一度言い聞かせるように言った。
「いいか、アキラ!
オマエは自分が出来ることに集中するんだ!
とにかくオマエは言われたことをミスしないでやるだけだ!」
アキラはボクの目をにらみ返してうなずいた。
決意は固ったようだった。
一方タクヤはというと、余裕だった。
負けるはずのない相手である。
調子も悪くはない。
いつものように試合して、いつものように勝つだけだ。
試合が始まった。
(つづく)
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こんにちは、カムイ・レイジです。
テニスで勝つための5大要素、
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今回も、質問メールがいくつか届きましたので、
その中の1つに回答します。
2回連続で高校2年生です。
前回は男子でしたが、今回は女子です。
<質問>
こんにちは。
私は高校からテニスを始めて今2年生です。
ダブルスを中心にプレイしてるんですが、
最近ストロークで悩んでいます。
相手の前衛を意識してしまってか、
思いっきり打つことができずネットしたりアウトばかりです。
シングルスではなんの問題なくのびのびプレイできるんです。
なにかアドバイスがあったらよろしくおねがいします。
<回答>
シングルスでは問題ないのに、
ダブルスでは前衛が気になってミスばかり。
ご安心ください。
キミは、前衛の攻略法を知らないだけです。
きちんと戦術と戦略を身につけることが出来れば、
ダブルスでもシングルス同様、
何の問題もなくのびのびとプレイできるはずです。
ダブルスの前衛攻略法で最も重要な戦略の1つとは、
ズバリ!『上下の振り回し』です。
これは、シングルスにおける、
ネットプレイヤーの攻略法とも共通することです。
まず前提として理解しておいて欲しい理論として、
ネットにつめている人とベースラインにいる人とが対決した場合、
基本的にはベースラインにいる人の方が不利だというのがあります。
なぜ不利なのかの説明は別の機会にしますが、
このことは常に頭に入れておいてください。
では、ひとつずつシミュレーションしていきましょう。
キミがデュースコートでサービスリターンをする場合、
相手のサービスをいきなりストレートにロブを上げて返します。
目の前にいる前衛がネットにベタ詰めしている場合、
前衛にボールをさわらせるのは大変危険です。
だから、もちろん前衛にはさわられないように高くロブを打ち、
前衛の背後にボールがバウンドするようにします。
もし、キミが風上側にいて、このロブがベースライン近くに落ちれば、
ノータッチエースになる可能性が大です。
あるいは、軽くドライブ(トップスピン)をかけるだけでも、
このロブは大変な凶器となります。
また、キミが、
ライジングでスライス(アンダースピン)を打つ技術があるならば、
相手の前衛の頭を越してから、
サービスラインのうしろに、
まっすぐゆっくり落ちてくるようなロブも有効です。
このスライスロブは、ノータッチエースにはならないにしても、
相手の陣形を崩すことができます。
このようにキミがストレートにロブを打てば、
おそらく、雁行陣の相手の後衛がサイドチェンジしてこれを拾いに行き、
右利きならバックハンドで返すことになるでしょう。
この展開は、軟式テニス(ソフトテニス)では、
相手の後衛を左右に振り回す基本的な戦略の1つですが、
実は、硬式テニスでは、雁行陣だとしても、
戦略的意味合いに違いがあります。
この違いの説明も、また別の機会にするとします。
話がまたそれてしまったので、元に戻しましょう。
キミの打ったロブは当然高く弾みます。
反対側のサイドに走りながら、高く弾んだボールを返すのは、
おそらくキミが今考えている以上に、
相手にとっては大変なことなのです。
だから、この時点で相手がミスをすることも多いはずです。
ただし、相手の後衛がこれを返してくる時には、
キミの前衛は、コートの中央寄り、かつ、後ろ寄りに、
つまり、斜め後ろにポジションを移動しなければなりません。
なぜなら、ここで相手の後衛がクロスにロブを上げて、
キミの前衛がこれにさわれなかった場合、
キミは、かなりの苦境に追い込まれるからです。
だから、相手のクロスロブが来ても、キミの前衛が、
きちんと自分でこれを返せるようなポジションをとるのです。
そして逆に、相手の後衛がストレートにボールを返してきた場合は、
キミはこれをクロスにロブを打って、
相手の前衛の頭をこすことができれば、
そのポイントを取ることができるでしょう。
そうです。
後衛同士と前衛同士が向き合ったポジションでは、
クロスにロブで抜くことが必殺技になるのです。
つまり、相手のクロスロブを、
こちらはそれに対応するポジショニングで完全に防いでおいた上で、
逆にこちらがクロスロブでポイントをとってしまうのです。
さて、回答はまだまだ続きがあって、
書き上げた原稿が予定の3倍になってしまいました。
ここまでで容量がいっぱいなので、
続きは次号となります。
質問は他にもいくつかお寄せいただいているので、
1つの質問に対して1つの号でまとめて回答する予定だったのですが、
今回は大事なことばかりで1号のみにまとめきれませんでした。
ご了承ください。
では、今日の分のまとめです。
『 ダブルスで相手の前衛を意識し過ぎて
ミスしてしまいそうなら
前衛の頭越しに背後のスペースをロブで突け! 』
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今週、初めてきちんと『テニスの王子様』を見ました。
実は前々から知ってはいたものの、
ちゃんと見たことがなくて、
「テニスのメルマガ出すんだから、
『テニスの王子様』は必修でしょう。」
とかいいながら、
正月あけの先々週に見てみたんです。
題名が「ちびキャラなんとか野球大会・・・」とかになっていたので、
嫌な予感がしたのですが、
見てみてびっくり!
「な、なんじゃこりゃあ!?」
まるで野球のあのテレビゲームのように、
『テニスの王子様』のキャラクターらしき人たちが、
題名そのままに、ちびキャラで野球やってるんです。
初めて見るのにこれでは意味が分かりません。
結局良くわからないので、
すぐ見るのをやめてしまいました。
あれはジャニーズの運動会みたいな、
ファン感謝祭みたいなものだったのでしょうか?
で、今週初めてきちんと見ることができたんです。
そしたら、でるわでるわ美少年が次から次へと!
女の子に人気なのがよくわかりました。
男の子も「オレもあんな風にカッコ良くテニスがしたい!」
なんて思って見ているのかもしれません。
『エースをねらえ!』以来、
テニスマンガはあまり記憶にありません。
しかも男の子のテニスマンガでアニメになったのは、
初めてなのではないでしょうか。
『テニスの王子様』をきっかけにして、
久しぶりのテニスブームが巻き起こってくれたらいいなと思っています。
1人でも多くの人にテニスの面白さを知ってほしいし、
テニスを楽しむ人やテニスの試合を見るのが好きな人が増えて、
テニスをする環境が良くなって、
そして、日本人プレイヤー、特に男子が、
世界のトップクラスで活躍するようになって欲しいなあ、
と思った今週でした。
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